てんろ‐き【転路機】
⇒転轍機(てんてつき)
まろが・す【転がす】
[動サ五(四)]ころがす。「門口に立ちたる我を撞(つ)き—・し」〈鴎外訳・即興詩人〉
まろが・る【転がる】
[動ラ五(四)]ころがる。「—・りたる生簀(いけす)の籠も」〈蘆花・自然と人生〉
まろば‐か・す【転ばかす】
[動サ四]「まろばす」に同じ。「狐、射—・されて」〈宇治拾遺・三〉
まろば・す【転ばす】
[動サ五(四)]まろぶようにする。ころがす。まろがす。「その話は銀盤に玉を—・すように」〈中勘助・鳥の物語〉 「猪(ゐ)に似たる大石を焼きて—・し落としき」〈記・上〉
まろび‐あ・う【転び合ふ】
[動ハ四]互いにころがる。ころがって寄りあう。「竹の葉におきゐる露の—・ひてぬるとはなしに立つ我が名かな」〈拾遺・恋二〉
まろ・ぶ【転ぶ】
[動バ五(四)] 1 ころがる。「犬のように—・びながら」〈有島・クララの出家〉 2 ひっくりかえる。倒れる。ころぶ。「地響して横様に—・びしが」〈紅葉・金色夜叉〉