モライ【Moray】
ペルー南部の町マラスの郊外にあるインカ帝国時代の遺跡。大小四つのすり鉢状のくぼみがあり、農業試験場の一種だったと考えられている。
モロゴロ【Morogoro】
タンザニア中東部の都市。ウルグル山地の北西麓に位置する。ダルエスサラームと内陸のムワンザを結ぶ鉄道が通る交通の要地。農業地帯にあり、綿花、サイザル麻を産する。ミクミ国立公園への観光拠点。
モントセラット‐とう【モントセラット島】
《Montserrat》西インド諸島東部、小アンティル諸島北部にある英国の海外領土の島。アンティグアバーブーダの南西約40キロメートルに位置する。火山島で1995年にスーフリエールヒルズ山が噴火...
やいた【矢板】
栃木県中北部の市。中世は塩谷氏の城下町。電気機械工業・木工業や農業が行われる。人口3.5万(2010)。
ヤオ【Yao】
主として中国南部の山地とインドシナ半島北部に居住する少数民族。農業を生業とし、山地では焼き畑耕作を行う。言語はシナ‐チベット語族のミャオ‐ヤオ語群に属する。瑶(よう)族。
やき‐はた【焼(き)畑】
《「やきばた」とも》山林・原野を伐採してから火をつけて焼き、その灰を肥料として作物を栽培する農法。また、その畑。古くから行われており、数年で地力が消耗すると放置し、10年程で自然が回復すると再び...
やちよ【八千代】
千葉県北西部の市。印旛(いんば)疏水路の新川が貫流。近郊農業が行われ、住宅地・工業地。人口19.0万(2010)。
やつ‐が‐たけ【八ヶ岳】
長野県東部から山梨県北部にまたがる火山群。天狗岳・硫黄岳・横岳・阿弥陀岳・権現岳などからなり、最高峰は赤岳で標高2899メートル。南麓には多くの湧水があり、裾野の高原では高冷地農業が行われる。
やつしろ【八代】
熊本県中央部の市。球磨川(くまがわ)河口に位置し、八代海に臨む。もと細川氏の家老松井氏の城下町。セメント・製紙工業や農業が行われる。平成17年(2005)8月、坂本村・千丁(せんちょう)町・鏡町...
やべ‐がわ【矢部川】
福岡県南部を流れる矢部川水系の本流。福岡・大分・熊本の3県にまたがる三国山に源を発して筑後(ちくご)平野南部を西流し、有明海に注ぐ。長さ61キロ。上流山地は日向神(ひゅうがみ)峡の景勝地、中・下...