おし‐いただ・く【押(し)頂く/押し戴く】
[動カ五(四)] 1 物を恭しく顔の前面の上方にささげ持つ。「賞状を—・く」 2 その人を敬って組織の長として迎える。「総裁に—・く」
おちくぼものがたり【落窪物語】
平安時代の物語。4巻。作者不詳。源氏物語よりもやや早い成立か。中納言忠頼の娘が、継母にいじめられて落窪の間に押し込められるが、左近少将道頼に迎えられ、中納言一家も栄える。継子いじめという陰湿な主...
おちゃのみず【御茶の水】
狂言。和泉流では「水汲(みずくみ)」。住持に頼まれて野中の清水をくみにいった娘を、新発意(しんぼち)が追って小歌で思いを語り、迎えにきた住持と争う。 [補説]地名別項。→御茶の水
お‐ちょぼ
1 《「ちょぼ」は小さい意》江戸時代、かわいらしい少女につけた名。また、かわいいおぼこ娘。 2 江戸後期、京都・大坂の揚屋・茶屋などで、遊女・芸者の供や呼び迎えなどをした15、6歳までの少女。
おなり‐もん【御成門】
大名家や寺院などで、貴人を迎えるために設けた門。御成御門。
お‐むかえ【御迎え】
[名](スル) 1 迎えることを丁寧にいう語。また、迎える人を敬って、その人を迎えることをいう語。「—にあがりました」「賓客を—する」 2 盂蘭盆(うらぼん)に祖先の精霊を迎えること。また、その...
おり‐かえし【折(り)返し】
[名] 1 着物などを折って二重にすること。また、その部分や折り目。「ズボンの—」 2 ある地点から引き返すこと。また、その地点。折り返し点。 3 全体の中間を過ぎること。前半が終わり、後半に...
オーロ‐プレト【Ouro Prêto】
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の都市。州都ベロオリゾンテの南東約70キロメートル、標高1000メートルを越える山腹に位置する。金の産出地として発展。18世紀中頃に最盛期を迎えた。18世紀の建...
かい‐げん【開眼】
[名](スル) 1 新作の仏像・仏画を供養し、眼を点じて魂を迎え入れること。また、その儀式。「大仏—」「—供養」 2 真理を悟ること。特に、技術・芸能の道で真髄を悟り、極致を窮めること。また、こ...
かい‐らく【開落】
花の開くことと落ちること。「百花の—送り迎えて」〈荷風・腕くらべ〉