き‐やり【木遣り】
1 重い木材や岩などを、多人数で声を掛けたりしながら運ぶこと。また、それをする人。 2 「木遣り歌」の略。
きやり‐うた【木遣り歌/木遣り唄】
民謡の一。大木や岩を大ぜいで運ぶときにうたう仕事歌。地固め、棟(むね)上げ、祭りの山車(だし)を引くときなどにも歌われる。木遣り節。木遣り音頭。
きゅうきゅう‐しゃ【救急車】
急病人や事故による負傷者を病院に運ぶための自動車。白色に赤十字の標識をつけ、応急医療器具を備えている。消防署に配置。→民間救急車
きろくだ【木六駄】
狂言。太郎冠者(たろうかじゃ)が、伯父の家に木と炭を六駄ずつ運ぶ途中で酒を飲み、酔った勢いで木の六駄を茶屋の亭主に与えてしまい、いい気持ちで伯父を訪ねてしかられる。
牛耳(ぎゅうじ)を執(と)・る
《中国の春秋戦国時代、諸侯が盟約するとき、盟主になるべき人が牛の耳をとって裂いて出した血をすすって誓い合ったという「春秋左氏伝」の故事から》同盟の盟主になる。また、団体の中心となって自分の思いど...
玉趾(ぎょくし)を挙(あ)・ぐ
《「春秋左伝」僖公二六年から》貴人が足を運ぶ。また、貴人が来て下さる。「将軍一たび—・げて」〈竜渓・経国美談〉
くそ‐おけ【糞桶】
糞尿(ふんにょう)を入れて運ぶ桶。こえたご。くそたご。
くら‐しろ【倉代】
1 正式の倉の代用として設けた倉。仮の倉。 2 大嘗祭(だいじょうさい)の供物を運ぶ輿(こし)。
クレート【crate】
1 梱包(こんぽう)用の木枠。 2 犬や猫などを運ぶための、箱状のかばん。
クーリエ【courier】
急使。特使。特に、外交文書などを運ぶ使者。