ウトナイ‐こ【ウトナイ湖】
北海道南西部、苫小牧市にある淡水湖。面積2.75平方キロメートル。渡り鳥の越冬地・中継地となっており、250種を超える鳥類が確認されている。平成3年(1991)ラムサール条約に登録された。
えんこう‐がに【猿猴蟹】
十脚目エンコウガニ科のカニ。甲は楕円形で、甲幅6センチくらい、表面は滑らかで赤褐色。はさみ脚が長い。北海道南部から南アフリカ沖まで分布。
えんとう‐どき【円筒土器】
縄文時代前期から中期の円筒形をした土器。東北地方北部から北海道南西部にかけて出土する。
おお‐ぬま【大沼】
北海道南西部にある堰(せ)き止め湖。渡島(おしま)半島の駒ヶ岳南麓にあり、その噴火によってできた。周囲26キロメートル。大沼国定公園の中で最大の湖。平成24年(2012)ラムサール条約に登録された。
おおぬま‐こくていこうえん【大沼国定公園】
北海道南西部、渡島(おしま)半島にある国定公園。火山の駒ヶ岳とその堰止(せきと)め湖の大沼・小沼・蓴菜(じゅんさい)沼からなる。
おくしり‐とう【奥尻島】
北海道南西部、日本海上の島。奥尻郡奥尻町をなす。奥尻港・青苗港があり、漁業が盛ん。面積143平方キロメートル。
おしま【渡島】
北海道の旧国名。渡島半島南部にあたる。現在の渡島総合振興局・檜山振興局の大半部。もと松前藩の所在地。
北海道南西部の総合振興局。局所在地は函館市。
おしま‐おおしま【渡島大島】
北海道南西部、松前町にある島。松前大島。→大島
おしま‐さんち【渡島山地】
北海道南西部にある山地。渡島半島の南北に連なり、大千軒(だいせんげん)岳はその秀峰といわれる。
おしま‐はんとう【渡島半島】
北海道南西部の半島。南部はさらに東の亀田半島と西の松前半島に分かれる。道内で最も早く開発され、江戸時代からニシンの漁場として栄え、北斗市は道内の稲作の発祥地。