アウト【OUT】
桐野夏生の長編小説。平成9年(1997)刊。夫を殺害した仲間をかばうため、遺体を解体し証拠隠滅に協力したパート仲間の主婦たちが、徐々に日常から逸脱していくさまを描く。平成10年(1998)、第5...
あ‐こ【下火/下炬】
《唐音》禅宗で、火葬のときに導師が遺体を焼く燃料に火をつけること。のちには偈(げ)を唱えてしぐさをするだけになった。秉炬(ひんこ)。
あぶやま‐こふん【阿武山古墳】
大阪府高槻市の阿武山の丘陵部にある7世紀後半の古墳。石室内部から男性の遺体を納めた夾紵(きょうちょ)棺が発見された。藤原鎌足の墓とする説が有力。
あん‐ち【安置】
[名](スル)丁重に据え置くこと。特に、神仏の像などを据え祭ること。「遺体を—する」
い【遺】
[音]イ(ヰ)(漢) ユイ(呉) [訓]のこす わすれる [学習漢字]6年 〈イ〉 1 後に残る。「遺憾・遺棄・遺恨・遺跡/後遺症」 2 死後に残す。「遺愛・遺訓・遺骨・遺産・遺書・遺族・遺体...
い‐がい【遺骸】
死骸(しがい)。なきがら。遺体。
イシス【Isis】
古代エジプトや古代ギリシャ・ローマで崇拝された女神。オシリスの妹で妻。セトに殺された夫の遺体を蘇生させ、息子ホルスに仇討ちをさせたという。良妻賢母の典型とされ、豊饒の女神。
いし‐まくら【石枕】
1 古墳時代に、遺体の頭部をのせた石製の枕。くぼみがある。石棺の底面につくりつけたものと、棺とは別のものとがあり、前者は西日本、後者は東日本に多い。 2 陶製の枕。夏、昼寝などに用いる。陶枕(と...
いぶつ‐すうはい【遺物崇拝】
死者や祖先などの遺体・所有物などを、神聖なものとして崇拝すること。
エンゼル‐メーク
《(和)angel+make》葬儀などに際し、遺体の顔つきを整えること。頰を含み綿で整えたり、生前の顔色に近いメーキャップをほどこしたりする。エンゼルケア。エンジェルメーク。エンディングメーク。