ボナンパック【Bonampak】
メキシコ南東部、チアパス州にあるマヤ文明の遺跡。グアテマラとの国境付近に位置する。北方のヤシュチランの支配下に置かれていたと考えられている。さまざまな儀式や戦い、踊りなどが描かれた紀元800年頃...
ボルビリス【Volubilis】
モロッコ北部にある同国最大のローマ遺跡。紀元40年ごろローマの属州となり、3世紀末まで繁栄したといわれる。カラカラ帝の凱旋門・神殿・モザイク画などが残る。1997年、「ボルビリスの古代遺跡」の名...
ボロブドゥール【Borobudur】
インドネシア、ジャワ島中部にある仏教遺跡。ジョグジャカルタの北西約40キロメートル、ケドウ盆地に位置する。9層の石造段台の上に塔を載せたもので、初層の一辺は約120メートル、全高は35メートル。...
ボワ‐デュ‐カジエ【Bois du Cazier】
ベルギー西部、エノー州の都市シャルルロアの南郊にある鉱山跡。19世紀から石炭の採掘がはじまり、19世紀後半から20世紀前半の設備が多く残る。1956年に大規模な鉱山事故が起こり、262名もの死者...
ボワ‐デュ‐リュック【Bois du Luc】
ベルギー西部、エノー州の都市ラ‐ルビエールの西郊にある鉱山跡。ヨーロッパ最古の炭鉱として知られ、1970年代まで操業が続いた。各種プラント設備のほか、労働者のための住宅や病院の遺構がある。201...
ボン‐みさき【ボン岬】
《Cap Bon》チュニジア北東端、ボン岬半島の先端に位置する岬。古代ローマ帝国の重要な穀倉地帯であり、世界遺産(文化遺産)に登録されたフェニキア人の都市遺跡ケルクアンがある。東岸にはハマメット...
ポサ‐リカ【Poza Rica】
メキシコ東部、ベラクルス州の都市。同州北部の油田地帯の中心地で、石油産業が盛ん。エルタヒンなどの遺跡への観光拠点。
ポッツォーリ【Pozzuoli】
イタリア南部、カンパニア州の都市。ナポリ西郊に広がる火山性のカルデラ盆地、フレグレイ平野に位置し、ナポリ湾に面する。イスキア島やプロチダ島と航路で結ばれる。ナポリを中心とする臨海工業地帯に含まれ...
ポッパ‐さん【ポッパ山】
《Mount Popa》ミャンマー中部の山。都市遺跡バガンの南東約50キロメートルに位置する。標高1518メートル。山麓のタウンカラットという岩峰は、土着のナッ信仰の聖地として知られ、山頂部の寺...
ポバティー‐ポイント【Poverty Point】
米国ルイジアナ州北東部にある遺跡。モンローの東約70キロメートル、バイユーメコンとよばれる小河川沿いに、半円形の広場を中心として六重の尾根が同心円状に取り囲み、その外側に五つのピラミッド状の塚が...