け‐い【褻居】
ふだんいる部屋。居間。「敦光朝臣酒を愛するの間、たえず酒を—の棚に置く」〈古事談〉
けい【閨】
[音]ケイ(漢) [訓]ねや 1 女性の部屋。「閨怨(けいえん)・閨房/空閨・孤閨」 2 女性。妻。「閨秀・閨閥/令閨」
けい‐しつ【憩室】
胃・腸・心臓・気管などの臓器の壁面が拡張し、小さなこぶ状の部屋ができたもの。「大腸—」
けしょう‐しつ【化粧室】
1 化粧や身づくろいをするための部屋。 2 洗面所。便所。
けしょう‐だい【化粧台】
1 化粧道具をのせておく台。 2 部屋の装飾として置く台。
けんきゅう‐しつ【研究室】
研究をするための部屋。「—に閉じこもって実験する」
けん‐どう【萱堂】
母を敬っていう語。母上。古く、中国の家で主婦の部屋を北堂と称し、その庭に萱草(かんぞう)を植えたところからいう。「御—不幸之砌(みぎり)」〈鴎外訳・即興詩人〉
げ‐しゅく【下宿】
[名](スル) 1 ある期間、あらかじめ契約を結んで部屋を借り、部屋代・食費などを払って居住すること。また、その家。「大学の近くに—する」 2 宿泊費の安い下等な旅館。安宿。したやど。
げだん‐の‐ま【下段の間】
書院造りで、上段の間に続く部屋。主君に対面する家来が伺候した所。
げ‐なん【下男】
1 雇われて雑用をする男。下僕。⇔下女。 2 江戸幕府の職名。女中方出入りの用部屋に勤め、雑用をした。