マヌーハ‐じいん【マヌーハ寺院】
《Manuha Temple》ミャンマー中部の都市遺跡バガンの南郊のミンカバー村にある仏教寺院。11世紀半ば、パガン朝を創始した初代王アノーラータに捕えられたモン族の王マヌーハが、幽閉ののちに建...
マハーサーヤ‐だいとう【マハーサーヤ大塔】
《Maha Seya Dagoba》スリランカ北部の都市アヌラダプーラ近郊の、仏教の聖地ミヒンタレーにある仏塔。丘の頂上に位置する。紀元1世紀、マハーダーティカ=マハーナーガ王により建立。釈迦の...
マハーゼディー‐パゴダ【Mahazedi Pagoda】
ミャンマー南部の古都バゴーにある仏教寺院。市街西部に位置する。16世紀半ば、釈迦の聖歯を納めるために建立されたという。破壊や地震による倒壊ののち、第二次大戦後に再建されて現在の姿になった。塔の中...
マハーラジャ‐ビハーラ【Maha Raja Vihara】
スリランカ南西部の町ケラニヤにある仏教寺院。同国でかつて釈迦が訪れた3か所のうちの一とされ、ケラニヤ川で沐浴し、説教を行ったといわれる。紀元前3世紀頃に起源し、13世紀に現在見られる姿になった。...
まや‐さん【摩耶山】
兵庫県神戸市北区にある六甲山中の一峰。標高702メートル。中腹に釈迦の母、摩耶夫人(まやぶにん)を祭る忉利天上寺(とうりてんじょうじ)がある。
みろく‐ぼさつ【弥勒菩薩】
兜率天(とそつてん)の内院に住み、釈迦(しゃか)入滅から56億7000万年後の未来の世に仏となってこの世にくだり、衆生を救済するという菩薩。弥勒仏。
む‐き【無記】
仏語。 1 釈迦(しゃか)が、他の諸宗派からの形而上学的な質問に答えを与えなかったこと。 2 三性(さんしょう)の一。善でも悪でもない中性的な性質。
むじょう‐そん【無上尊】
釈迦(しゃか)、または仏の尊称。
むぶつ‐せかい【無仏世界】
1 仏語。仏のいない世界。釈迦が入滅してから弥勒菩薩(みろくぼさつ)が出現するまでの世界。この間は地蔵菩薩が衆生を救うという。 2 仏教の及ばない土地。文化の及ばない土地。「—の孤島に生まれて」...
むゆう‐じゅ【無憂樹】
マメ科の常緑高木。インドなどに産する。葉は羽状複葉で、若葉は紅色。4枚の萼(がく)が花びら状をし、黄から橙・赤色に変わる。摩耶夫人(まやぶにん)が藍毘尼園(らんびにおん)のこの樹下で釈迦を安産し...