にじゅう‐うつし【二重写し】
1 映画・テレビで、ある画面の上にさらに別の画面を重ねて写す技法。オーバーラップ。 2 「二重露出」に同じ。
にじゅう‐けいご【二重敬語】
同じ種類の敬語を重ねて使うこと。ふつう、誤りとされる。尊敬語を重ねた「おっしゃられる(「おっしゃる」と「れる」)」や、謙譲語を重ねた「ご参上する(「参上」と「ご…する」)」など。 [補説]ただし...
にじゅう‐そしょう【二重訴訟】
同一事件について、同一審級での訴訟を重ねて求めること。民事訴訟・刑事訴訟とも認められていない。
にじゅう‐ひてい【二重否定】
否定の言葉を二度重ねて肯定の意味を強めたり、その肯定を婉曲(えんきょく)に表したりする語法。「辞退したいわけではない」「行かないわけではない」など。
にっこう‐しゃしん【日光写真】
日光にあてて写す写真玩具。絵を印刷したネガを感光紙に重ねて、ガラス板をはめた枠(わく)に入れ、日光に数分間あてて焼きつけるもの。
に‐つ・める【煮詰める】
[動マ下一][文]につ・む[マ下二] 1 煮て水分を少なくする。「—・めてとろりとさせる」 2 討議・検討を十分に重ねて結論を出す。「計画を—・める」
にど‐と【二度と】
[副](あとに打消しの語を伴って)同じような状況が重ねて起こるとは、まず考えられないさま。「—行くものか」「—ないチャンス」
にまい‐がさね【二枚重ね/二枚襲】
1 同じものを2枚重ねること。 2 和服で、長着(ながぎ)2枚を重ねて着ること。
ねた・む【妬む/嫉む】
[動マ五(四)] 1 他人が自分よりすぐれている状態をうらやましく思って憎む。ねたましく思う。そねむ。「同僚の昇進を—・む」 2 男女間のことで嫉妬(しっと)する。やきもちをやく。「妻—・める気...
ねり‐べい【練(り)塀/煉り塀】
練った泥土と瓦を交互に積み重ねて築き、上に瓦を葺(ふ)いた塀。