きん【錦】
[常用漢字] [音]キン(漢) [訓]にしき 1 金色の糸で美しい模様を織りなした絹織物。にしき。「錦衣・錦旗・錦繍(きんしゅう)」 2 にしきのような。美しい。「錦鶏・錦秋・錦地(きんち)・錦...
きん‐えき【金液】
陶磁器に使う金色の上絵の具。テルペンにロジウム・ニッケル・クロムなどの金属を加えた濃原液。水金(みずきん)。
きん‐かん【金環】
1 金製の輪。金色の輪。 2 古墳時代、耳飾りに用いた切れ目のある金属製の輪。
きん‐がみ【金紙】
1 金粉や金箔(きんぱく)を押したり、金泥などを塗ったりした紙。金色の紙。きんし。こんし。 2 金色の金属を薄く紙のようにのばしたもの。
きん‐がわ【金革】
地色を金色にした革。
きん‐けい【錦鶏/金鶏/錦雞】
キジ科の鳥。全長は雄が約1メートル、雌が65センチ。雄は兜(かぶと)状の冠羽と腰が黄金色、胸から腹が赤く、尾羽は長く茶色。雌は全体に茶色。中国の原産で、飼い鳥とされる。あかきじ。にしきどり。
きん‐こう【金光】
黄金の光。金色の光。
きん‐さつ【金札】
1 金製のふだ。また、金色のふだ。 2 江戸時代、諸藩が発行した金貨代用の紙幣。 3 明治初年、政府が発行した金貨代用の紙幣。太政官札(だじょうかんさつ)と民部省札の2種。 4 閻魔(えんま)の...
きん‐し【金糸】
1 金色の糸。 2 金箔(きんぱく)を和紙にはりつけ細く切って縒(よ)ったり、金箔を細く切って絹糸などの周囲に縒りつけたりしたもの。金襴(きんらん)などの織物や刺繍(ししゅう)などの装飾用とする...
きん‐し【金鵄】
金色のトビ。神武天皇が長髄彦(ながすねひこ)を征伐したとき、弓の先に止まり、味方を勝利に導いたという。