はちぶせ‐こうげん【鉢伏高原】
兵庫県北西部、養父(やぶ)市関宮(せきのみや)に広がる高原。標高800メートル前後で、主峰は鉢伏山(標高1221メートル)。冬季はスキー場、夏季はキャンプ場としてにぎわう。ヤマドリゼンマイの群落...
はち‐ぼうず【鉢坊主】
托鉢(たくはつ)して金品を乞い歩く僧。鉢開き。鉢開き坊主。「—も見かへらねば」〈鶉衣・糸瓜辞〉
はち‐まえ【鉢前】
座敷・方丈・客殿などの縁先に設けられる手水(ちょうず)の設備。台石の上に手水鉢を置き、手洗い用と茶会の手水用とがある。
はち‐まき【鉢巻(き)】
1 額や後頭部のあたりを布・手拭いなどで巻くこと。また、その布。 2 昔、武士が武装の際、兜(かぶと)の下の烏帽子(えぼし)がぬげ落ちるのを防ぐため、ふちを布で巻いたこと。また、その布。 3 帽...
はち‐もの【鉢物】
1 鉢に植えた草木。また、鉢で栽培する草木。 2 鉢に盛って出す料理。
はち‐われ【鉢割れ】
1 犬・猫の額の斑が、鼻筋を境に左右に分かれているもの。飼うのを忌むことが多い。 2 オナガザメ科の海水魚。全長4メートル以上になり、後頭部から胸びれの方へ走る溝がある。南日本から熱帯に分布。練...
鉢(はち)を托(ひら)・く
《「托鉢(たくはつ)」を訓読みにしたもの》托鉢をする。
はっち‐はっち【鉢鉢】
[感]「はちはち(鉢鉢)」の音変化。「托鉢(たくはつ)の道心者、—と門に立つ」〈浄・堀川波鼓〉
はっち‐ぼうず【鉢坊主】
「はちぼうず」の音変化。「地蔵盆に筵(むしろ)を敷いて鉦(かね)をカンカンと敲(たた)く、—其のままだね」〈鏡花・縷紅新草〉
はつ【八/鉢】
〈八〉⇒はち 〈鉢〉⇒はち