にっ‐さい‐ぎん【日債銀】
「日本債券信用銀行」の略。
にゅう‐ぎん【入銀】
「入金1」に同じ。「過分の—算用なしに遣ひかかり」〈浮・好色盛衰記〉
のけ‐がね【除け銀】
倒産などに備えて、財産の中から取りのけて隠しておく金銭。「—にて、年にも似合はぬ、扇屋の太夫を請け出して」〈浮・新永代蔵〉
のべ‐ぎん【延(べ)銀】
銀をたたいて延ばすこと。また、その銀。
はいふき‐ぎん【灰吹き銀】
灰吹き法によって精錬された銀。銀地金として取引されたが、元禄年間(1688〜1704)以降は銀貨幣の素材として利用された。
はく‐ぎん【白銀】
1 銀。しろがね。また、その色。 2 降り積もった雪をたとえていう語。「—の世界」 3 江戸時代、銀を長径約10センチの平たい長円形につくって紙に包んだもの。多く贈答用にした。通用銀の三分(さん...
はなふり‐ぎん【花降り銀】
1 江戸時代、灰吹き銀をさらに精錬して得た純度の高い銀。表面に花が開いたような紋様がある。花降り。 2 江戸時代、加賀藩で鋳造された銀貨。「花降」と刻印されていた。
ハロゲンか‐ぎん【ハロゲン化銀】
銀のハロゲン化物である弗化(ふっか)銀・塩化銀・臭化銀・沃化(ようか)銀の総称。弗化銀以外は感光性があり、写真材料に用いられる。
ばてい‐ぎん【馬蹄銀】
中国で、巨額の取引の際に使用された馬蹄形の銀塊。清代から用いられ、1個の重さは普通50両(約1800グラム)。元宝銀。
ひら‐ぎん【平銀】
切り箔(はく)の一。銀箔を平金(ひらきん)のように作ったもの。