さく‐らん【錯乱】
[名](スル)入り乱れて秩序がなくなること。ごちゃごちゃになること。特に、感情や思考が混乱すること。「考えが—する」「—状態」 [補説]書名別項。→錯乱
さくらん【錯乱】
池波正太郎の歴史小説。昭和35年(1960)発表。同年、第43回直木賞受賞。
さくらん‐えん【錯乱円】
カメラなどの光学系で、焦点の前後で結像する円。この錯乱円の大きさが、設計上許容される分解能よりも小さい範囲を焦点深度という。
さく‐れつ【錯列】
[名](スル)順序を乱して並ぶこと。入れまぜて並べること。
さっ‐かく【錯覚】
[名](スル) 1 《2から転じて》思い違い。勘違い。「—を起こす」「—に陥る」「愛されていると—する」 2 心理学で、刺激または対象の客観的事実を違ったものに知覚すること。→幻覚
さっ‐かく【錯角】
2直線に1直線が交わってできる角のうち、2直線の内側にあり、かつ1直線の反対側にある角どうし。2直線が平行ならば錯角は等しい。
さっ‐かん【錯簡】
書物のとじ違いなどで、ページの順序が乱れていること。また、書物の中の文字や文章の順序が乱れていること。
さっ‐こう【錯交】
[名](スル)入り乱れること。交錯。「各自独立した言葉の諸影像が、互いに—して」〈小林秀雄・様々なる意匠〉
さっ‐こう【錯行】
1 交互にめぐること。 2 斜めに行くこと。