そうてん‐かんそく【掃天観測】
望遠鏡などで一定の範囲を網羅的に観測すること。過去には地上の望遠鏡による星雲や星団のカタログ作成が主な目的だったが、近年は可視光以外にも電波望遠鏡や人工衛星に搭載されたX線望遠鏡、赤外線望遠鏡な...
そえ‐てがみ【添(え)手紙】
「添え状」に同じ。「名のきこえた画家が—をしてくれた」〈鏡花・眉かくしの霊〉
そこ‐な【其処な】
[連体]《「そこなる」の音変化》そこにいる。そこにある。そこの。「顔を上げて—男女(ふたり)を見ることが出来ぬ」〈鏡花・高野聖〉
そなえ‐もち【供え餅】
神仏に供える鏡餅(かがみもち)。おそなえ。
そび・く【誘く】
[動カ五(四)] 1 さそいをかける。だましてさそう。「重々しく—・きかけると、酒井は事も無げな口吻(くちぶり)」〈鏡花・婦系図〉 2 無理やりに引っぱっていく。しょびく。「山主公のお館へ、—・...
ソフィア【SOFIA】
《Stratospheric Observatory for Infrared Astronomy》遠赤外線天文学成層圏天文台。NASA(米航空宇宙局)とDLR(ドイツ航空宇宙センター)が共同開...
そ‐む・ける【背ける】
[動カ下一][文]そむ・く[カ下二]《「背(そ)向ける」の意》 1 後ろやわきの方へ向かせる。視線や顔をそらす。「気まずさに顔を—・ける」「目を—・ける」 2 心を離す。離反する。「督(かみ)は...
そら‐せじ【空世辞】
「からせじ」に同じ。「番頭が—をいう」〈鏡花・高野聖〉
空(そら)を歩(あゆ)・む
心が乱れて落ち着かないさま、足もともおぼつかないさまのたとえ。「冠などの落ち行くも知らず、—・む心地して」〈増鏡・月草の花〉
それ‐に
[接] 1 そのうえ。それに加えて。「晴れたし、—風もない」 2 そうであるのに。それなのに。「殿上の台盤には人もつかず。—、豆一盛りやをらとりて」〈枕・一〇八〉 3 それにより。その結果。「右...