つけ‐がみ【付(け)紙】
1 書籍や文書中、必要なところや不審なところに目じるしとしてつける紙。不審紙(ふしんがみ)。付箋(ふせん)。さげがみ。 2 合図や目じるしなどとして門口などにはりつける紙。「東の門口に—をして置...
つじ‐ほういん【辻法印】
道ばたや門口で祈祷(きとう)・占い・祭文語りなどを行った山伏。
つた‐や【蔦屋】
江戸後期の地本(じほん)問屋。初め江戸新吉原大門口にあったが、天明年間(1781〜1789)に日本橋通油町に移転。
つの‐だいし【角大師】
1 元三(がんざん)大師良源(りょうげん)のこと。また、夜叉(やしゃ)の形相をかたどったという、2本の角の生えたその画像。 2 1の姿を印刷した絵。魔除(まよ)けなどとして門口にはったり、また、...
でぐち‐の‐ちゃや【出口の茶屋】
京都島原や江戸吉原の遊郭の大門口にあった茶屋町。
とぼ‐ぐち【とぼ口】
《「とぼくち」とも》出入り口。門口。とばくち。「—を母の掃いてる有難さ」〈柳多留・一三〉
と‐まどい【戸惑い】
1 手段や方法がわからなくてどうしたらよいか迷うこと。「—を感じる」「—の表情を見せる」 2 入る家や部屋、進む方向などがわからなくてこまること。「博覧会の門口で—でもすると極まりが悪い」〈総生...
とも‐まち【供待ち】
[名](スル) 1 訪問した先で主人を待つこと。また、その人。「自働車が一二台に…—している間を」〈荷風・腕くらべ〉 2 家の門口辺りにある、来客の供人や運転手を待たせておく所。
とり‐おい【鳥追い】
1 農作物の害鳥を追い払うこと。また、その仕掛け。鳥おどし。 2 農村の小正月の行事の一。関東・東北地方などで行われる。多くは、子供たちが鳥追い歌をうたって、鳥追い棒と称する杓子(しゃくし)や棒...
とんび【鳶】
1 「とび(鳶)1」に同じ。 2 用もなくうろつく者。また、通りがかりに店先や門口のものを盗む、こそ泥。「廊下—」 3 「鳶ガッパ」の略。《季 冬》