かすみがせき【霞が関】
東京都千代田区南部の地名。桜田門から虎ノ門に至る一帯で、中央官庁街。
(
にあるところから)中央官庁や官僚組織全体をさしていう語。また特に、外務省のこと。「—外交」→永田町
かせい‐クループ【仮性クループ】
ジフテリア以外の原因で起こるクループ。喉頭(こうとう)の組織が未発達の幼児にみられ、ウイルスの感染などによって声帯下の粘膜が腫(は)れ、喘鳴(ぜんめい)・かすれ声・呼吸困難などの症状を呈する。声...
かぜ‐の‐かみ【風の神】
1 風をつかさどる神。風神(ふうじん)。 2 風邪をはやらせる疫病神。 3 江戸時代、風邪の疫病神を追い払うと称して門口に立ち、面をかぶり鉦(かね)や太鼓などを鳴らして金品をねだった者。かぜのか...
かたおか【片岡】
姓氏の一。 [補説]「片岡」姓の人物片岡健吉(かたおかけんきち)片岡千恵蔵(かたおかちえぞう)片岡鉄兵(かたおかてっぺい)片岡仁左衛門(かたおかにざえもん)
かた‐ぎぬ【肩衣】
1 古代、庶民が着た、丈が短い袖無しの上着。袖無し。手無し。 2 室町末期から素襖(すおう)の略装として用いた武士の公服。素襖の袖を取り除いたもので、小袖の上から着る。袴(はかま)と合わせて用い...
かた‐くち【片口】
1 一方の人だけの言い分。「—では事の真相はわからない、と思い返して」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 一方にだけつぎ口のある長柄の銚子。 3 一方にだけつぎ口のある鉢。 4 馬の口取り縄を、左また...
かた‐くな【頑な】
[形動][文][ナリ] 1 意地を張って自分の主張や態度を変えないさま。頑固。「—に拒みつづける」「—な態度」 2 見苦しく劣っているさま。愚かで下品なさま。「翁(おきな)、門をえ開けやらねば、...
かた・す【肩す】
[動サ変]駕籠(かご)かきが、駕籠の棒を息杖(いきづえ)で支えて肩を休める。「先へ急ぐは駕籠の足、せめて—・して止めもせず」〈浄・寿の門松〉
かた‐な【片名/偏名】
1 ㋐2字で成り立っている名の片方の字。偏諱(へんき)。「我が—に父が—を取って経春とつくべし」〈盛衰記・三六〉 ㋑俳号などで、2字以上の場合、略して1字を書くもの。例えば「去来」を「来」と記す...
か‐ちゅう【華胄】
《「胄」は血筋の意》貴い家柄。名門。貴族。