ぼう‐よう【茫洋/芒洋】
[ト・タル][文][形動タリ]広々として限りのないさま。広くて見当のつかないさま。「—たる海原」「—とした人物」
ま‐くだり【真下り】
1 京都で、御所の反対方向である南へまっすぐに行くこと。「馬の息のあらん限りと、東の河原を—に」〈保元・中〉 2 高い所からまっすぐに下ること。「長刀(なぎなた)うちふり、—に喚(をめ)いてかか...
マリネリス‐きょうこく【マリネリス峡谷】
《Valles Marineris》火星表面にある巨大な谷。赤道に沿って長さ約4000キロメートルに渡り東西に走る。最大幅200キロメートル、深さ7キロメートルに達し、知られている限り太陽系で最...
む‐がい【無涯】
限りのないこと。はてしのないこと。「此種の文字は人間—の嗜好に供すべき者なれば」〈逍遥・小説神髄〉
む‐きょく【無極】
[名・形動] 1 果てがないこと。限りのないこと。また、そのさま。無窮。「造物主の徳広大—なりと雖」〈津田真道・明六雑誌二一〉 2 電極または磁極が存在しないこと。 3 人知を越えた果てしないと...
むげん‐こうたい【無限後退】
ある事柄を成立させている原因や条件を求めて、その原因の原因、また、その条件の条件というように限りなくさかのぼっていくこと。
むげん‐しょう【無限小】
1 限りなく小さいこと。 2 数学で、変数が限りなく零に近づくこと。また、その変数。⇔無限大。
むげん‐しょうすう【無限小数】
数学で、小数点以下の桁(けた)数が限りなく続く小数。循環小数と循環しない小数とがあり、前者は有理数を、後者は無理数を表す。→有限小数
むげん‐だい【無限大】
[名・形動] 1 限りなく大きいこと。「—な(の)宇宙」 2 数学で、変数xの絶対値がどんな正の数よりも大きくなりうること。x→∞またはx→−∞と表す。⇔無限小。
む‐じん【無尽】
1 尽きるところがないこと。限りがないこと。「縦横—」 2 口数を定めて加入者を集め、定期に一定額の掛け金を掛けさせ、一口ごとに抽籤または入札によって金品を給付するもの。→頼母子講(たのもしこう)