さいか【雑賀】
《「さいが」とも》和歌山市の地名。戦国時代、石山本願寺と結んだ雑賀衆が織田信長・豊臣秀吉と戦った雑賀一揆の中心地。
さいか‐いっき【雑賀一揆】
安土桃山時代、雑賀地方で一向宗門徒らの起こした一揆。天正5年(1577)以来、織田信長・豊臣秀吉に抗戦し、天正13年(1585)屈服。
ざ‐こ【雑魚/雑喉】
《「ざっこう(雑喉)」の音変化》 1 いろいろな種類の入り交じった小魚。また、小さい魚。じゃこ。 2 地位の低い者、取るに足りない者をたとえていう語。小物。「—は相手にしない」
ざこ‐ね【雑魚寝/雑居寝】
[名](スル) 1 大勢の人が雑然と入り交じって寝ること。 2 節分の夜などに、村の老若男女が神社などに集まって共寝した風習。《季 冬》
ざこのすむろじ【雑魚の棲む路地】
難波利三の短編小説。昭和47年(1972)、「オール読物」10月号に掲載。第68回直木賞の候補作となる。昭和53年(1978)刊行の小説集「大阪希望館」に収録。
雑魚(ざこ)の魚(とと)交(ま)じり
《雑魚が大きな魚の中に交じっている意》小物が大物の中に交じっていること。能力にふさわしくない地位にいることなどのたとえ。 [補説]この句の場合、「魚交じり」を「うおまじり」とは読まない。「とと」...
ざこば【雑喉場】
大阪市西区の地名。堂島米市場、天満青物市場とともに江戸時代の大坂三大市場であった魚市場の所在地。
ざこ‐ば【雑魚場】
江戸時代、大坂で最大の魚市場の通称。また一般に、魚市場のこと。
ざっ‐か【雑家】
古代中国の諸子百家の一。儒家・墨家・名家・法家など諸家の説を取捨・総合した学派。
ざっ‐か【雑貨】
日常生活に必要なこまごました品物。「—店」