けい‐せつ【蛍雪】
苦労して勉学に励むこと。苦学。蛍の光窓の雪。蛍窓(けいそう)。 [補説]晋の車胤(しゃいん)が蛍を集めてその光で書物を読み、孫康が雪の明かりで書物を読んだという故事から。
こう‐せつ【紅雪】
⇒赤雪(あかゆき)
こう‐せつ【降雪】
雪が降ること。また、降り積もった雪。「1メートルの—」「—量」
紅炉上(こうろじょう)一点(いってん)の雪(ゆき)
《「続近思録」から》紅炉の上に置いた雪がたちまちとけてしまうように、私欲や迷いなどがすっかりとけてしまうこと。
こく‐せつ【克雪】
降雪、積雪に伴う被害や問題を克服すること。主に、豪雪地帯での雪対策の語として用いられる。→親雪 →利雪
こごめ‐ゆき【小米雪】
小米の粒のように細かく、さらさらと降る雪。粉雪。
こし‐の‐ゆき【越の雪】
干菓子の一。和三盆にみじん粉を合わせて作る。新潟県長岡市の名産。
こしまり‐ゆき【小締まり雪】
新雪と締まり雪の中間的な雪。締まり雪には至っていないが、雪の重みで全体が締まりつつあり、結晶形はほとんど残っていない。
こな‐ゆき【粉雪】
粉のようにさらさらとした雪。こゆき。《季 冬》「—や朝より熱き女の身/澄雄」
こ‐ゆき【小雪】
少し降る雪。少しの雪。《季 冬》「麦の芽のうごかぬ程に—ちる/蝶夢」⇔大雪。