かさい‐せきうん【火災積雲】
山火事や噴火によって地表の空気が熱せられ、上昇することによって生じる積雲。これが成長しつづけると火災積乱雲となる。雲中に乱気流が発生し、地表面に突風が吹きつけ、火災の被害を拡大させる場合がある。...
かさい‐せきらんうん【火災積乱雲】
火災積雲が垂直方向に著しく発達してできる積乱雲。大規模な山火事や火山噴火によって生じ、しばしば落雷を伴う。
かさ‐ぐも【笠雲】
高い山の頂に、笠をかぶったようにかかる雲。
かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
1 七夕の夜、牽牛(けんぎゅう)・織女の二星が会うとき、カササギが翼を並べて天の川に渡すという想像上の橋。男女の契りの橋渡しのたとえにも用いる。鵲橋(じゃっきょう)。烏鵲橋(うじゃくきょう)。《...
かさぼこ‐ぐも【傘鉾雲】
南の空に現れる、傘を開いたような形の雲。風の吹く前兆とされる。
か‐さん【家山】
《「かざん」とも》ふるさと。故郷。「頭(かうべ)を—の雲に回(めぐ)らし」〈太平記・二〇〉
かざ‐ぐも【風雲】
1 強風が吹く前兆とされる雲。かぜくも。「是こそ—よ、と申しも果てねば、大風落ち来(きた)る」〈義経記・四〉 2 「かぜくも1」に同じ。
かざごし‐の‐みね【風越の峰】
「風越山(かざごしやま)」に同じ。[歌枕]「—の上にて見るときは雲は麓(ふもと)のものにぞありける」〈詞花・雑下〉
かざごし‐やま【風越山】
長野県飯田市西部にある山。標高1535メートル。かざごしのみね。ふうえつざん。[歌枕]「吹き乱る—の桜花麓(ふもと)の雲に色やまがはん」〈夫木・二〇〉 長野県木曽郡上松町にある山。標高169...
かしこま・る【畏まる】
[動ラ五(四)] 1 身分の高い人、目上の人の前などで、おそれ敬う気持ちを表して謹んだ態度をとる。「陛下の御前に—・る」「—・ってあいさつする」 2 謹みの気持ちを表し堅苦しく姿勢を正して座る。...