かみき‐づき【神来月】
《前月に出雲大社に集まった神々が帰って来る月の意》陰暦11月のこと。かみかえりづき。
かみ‐つどい【神集い】
神々が集まること。陰暦10月に神々が出雲大社に集まること。《季 冬》
かみ‐なり【雷】
《「神鳴り」の意》 1 電気を帯びた雲と雲との間、あるいは雲と地表との間に起こる放電現象。電光が見え、雷鳴が聞こえる。一般に強い風と雨を伴う。いかずち。なるかみ。「—が鳴る」「—に打たれる」《季...
かみなり‐みっか【雷三日】
夏に雷が発生すると、3日ほど続くということ。上空の寒気の動きが遅く、雷雲の発生しやすい状態が続くことによる。
かみ‐の‐たび【神の旅】
陰暦10月、諸国の神々が出雲大社に集まるための旅。《季 冬》「—酒匂(さかは)は橋と成りにけり/其角」
かみ‐の‐るす【神の留守】
民間信仰で、陰暦10月、諸国の神々が出雲大社に集まり、諸方の神社が留守になること。《季 冬》
かみ‐はかり【神議り】
陰暦10月、日本中の神々が出雲大社に集まり、農業や男女の縁結びについて話し合いをするという伝説。かむはかり。
かみ‐むかえ【神迎え】
陰暦10月晦日(みそか)、または11月1日に、出雲大社から帰ってくるという神を迎えること。また、その祭り。《季 冬》「はらはらとはしる雑仕や—/青畝」⇔神送り。
かみ‐わたし【神渡し】
《出雲大社へ渡る神々を送る風の意から》陰暦10月に吹く西風。《季 冬》
かむ
[終助]《上代東国方言》終助詞「かも」に同じ。「大君の命(みこと)かしこみ青雲(あをくむ)のとの引く山を越よて来(き)ぬ—」〈万・四四〇三〉