みじか‐よ【短夜】
短い夜。夜明けの早い夏の夜。たんや。《季 夏》「—や毛むしの上に露の玉/蕪村」
みず‐かね【水銀】
《後世は「みずがね」とも》「すいぎん(水銀)」に同じ。「節ごとに—の露すゑさせて」〈宇津保・国譲上〉
みず‐ぐち【水口】
《「みずくち」とも》 1 水を引き入れたり、放出したりする口。みなくち。 2 台所の水をくみ入れるための口。また、台所。「—のガラス戸に、日ざしがくっきりと」〈万太郎・露芝〉
みず‐しも【水霜】
晩秋に、露が凍ってなかば霜になったもの。露霜。《季 秋》
みずジルコニウム‐はんのう【水ジルコニウム反応】
原子炉で冷却材喪失事故(LOCA)が発生し、燃料被覆管が高温になった場合に、被覆管の材料として使われているジルコニウムが冷却水や水蒸気と反応すること。この反応で水素が発生する。 [補説]平成23...
みず‐たま【水玉】
1 水滴が玉の形に丸くなったもの。飛び散る水滴・露のしずくなど。 2 ガラス製の玉の中に水を入れたもの。少女のかんざしなどに用いる。《季 夏》 3 「水玉模様」の略。
み‐そ・める【見初める】
[動マ下一][文]みそ・む[マ下二] 1 その異性を一目見て恋心をいだく。「友人の披露宴で—・めた女性」 2 初めて見る。初めて会う。「尼上は、—・め奉り給ひにし後、片時、目放ち奉らず」〈夜の寝...
みなみまんしゅう‐てつどう【南満州鉄道】
日露戦争でロシアから獲得した南満州の鉄道とその付属事業を経営する半官半民の国策会社。明治39年(1906)設立。満州国創立後は満州国有となった鉄道全部を経営、他の産業部門にも進出し、日本の中国侵...
み‐の‐さび【身の錆】
「身から出た錆(さび)」に同じ。「軽蔑の語気にて憎気に云わるるも我—と独おかしく」〈露伴・露団々〉
みみ【耳】
1 頭部の左右にあり、聴覚および平衡感覚をつかさどる器官。哺乳類では耳介(じかい)(耳殻(じかく))が張り出し、鳥類とともに外耳・中耳・内耳の3部分からなる。爬虫(はちゅう)類・両生類では中耳・...