つじ‐みせ【辻店】
道ばたに出した店。露店。
つづく・る【綴る/繕る】
[動ラ五(四)]衣類のほころびなどを縫い合わせる。つくろう。「我衣物(きもの)の綻びを—・る様」〈露伴・対髑髏〉
つと【苞/苞苴】
《「包(つつ)む」と同語源》 1 わらなどを束ねて、その中に食品を包んだもの。わらづと。 2 その土地の産物。また、旅のみやげ。「冥途(よみじ)の—と齎(もたら)し去らしめんこと思えば」〈露伴・...
つと【髱/髩】
「たぼ(髱)」に同じ。「—無しの大島田」〈露伴・椀久物語〉
つぶ‐つぶ
[名](「粒粒」とも書く)たくさんの粒状のもの。また、その一つ一つ。ぼつぼつ。「顔に—ができる」「—のあるきゅうり」「—ジュース」→つぶつぶ感
[副] 1 たくさんの粒を感じるさま。「—とし...
つま【夫/妻】
《「端(つま)」の意》 1 夫婦や恋人が、互いに相手を呼ぶ称。「吾(あ)はもよ女(め)にしあれば汝(な)を置(き)て男(を)はなし汝を置て—はなし」〈記・上・歌謡〉 2 動物のつがいで、互いの相...
つまり【詰(ま)り】
[名] 1 物が詰まること。また、詰まっている度合い。「排水溝の—」「袖丈(そでたけ)の—ぐあい」 2 いろいろと経過して行きつく最後のところ。事の結末。果て。終わり。「とどの—」「身の—」「...
つゆ【露】
[名] 1 晴れた朝に草の上などにみられる水滴。地面や物体が露点以下の温度まで冷えると、大気中の水蒸気が凝結して生じる。「葉に—を置く」《季 秋》「市人の物うちかたる—のなか/蕪村」 2 わず...
つゆ‐いささかも【露聊かも】
[副]「露(つゆ)1」を強めていう語。まったく。決して。「間違えは—許されない」
つゆ‐くさ【露草】
ツユクサ科の一年草。道端に生え、高さ15〜50センチ。葉は長卵形で、基部は鞘(さや)となって茎を囲む。夏、二つ折りの苞(ほう)に包まれた青い花をつける。花びらは3枚あるが、1枚は小さい。古くは花...