こくじ‐もんだい【国字問題】
一国内の文字またはその字体などをどのように定めるかの問題。特に、日本の常用文字をどのように定めるかの問題。漢字廃止論・漢字制限論・常用漢字論・字体改革論・ローマ字専用論・仮名専用論など、国語問題...
こくたいめいちょう‐もんだい【国体明徴問題】
昭和10年(1935)国会議員や軍部・右翼が美濃部達吉の天皇機関説を国体に反するとして攻撃した事件。政府は美濃部の著書3冊を発禁にし、国体明徴声明を出した。
こ‐なだい【小名題】
歌舞伎狂言で、通し狂言全体の大名題に対し、その中の各幕につけられた題名。また、その看板。→大名題
こめ‐だい【籠め題】
和歌・連歌・俳諧で、題の字を詠み込むこと。隠し題。例えば「空蝉(うつせみ)」の題を「浪のうつ瀬みれば玉ぞみだれけるひろはば袖にはかなからむや」〈古今・物名〉と詠み込む類。
コラッツ‐の‐もんだい【コラッツの問題】
⇒コラッツ予想
こん‐だい【混題】
⇒交題(こうだい)
さいてきか‐もんだい【最適化問題】
ある系の状態を表す関数の値を最小(または最大)になるよう決定する問題。最適化すべき目的関数を設定し、ある制約条件の下で変数の値を定める。また、生産計画・輸送計画・在庫管理など、実社会における最適...
さいてき‐もんだい【最適問題】
オペレーションズリサーチなどで、ある条件下で目的を達成するために最も適切な方法を求める問題。
さくず‐だい【作図題】
数学で、ある特定の器具を有限な回数使用して、一定の条件を満たす図形を描く方法を求める問題。
さくずふのう‐もんだい【作図不能問題】
数学の作図題で、求める図形が実際には存在するが、指定された方法では作図が不可能な問題。定規とコンパスを用いるものでは、一般角の三等分、ある立方体の体積の2倍の体積をもつ立方体、与えられた円と同じ...