に‐つら・う【丹つらふ】
[動ハ四]《後世は「にづらう」とも》赤く照り映える。特に、ほおが紅色の美しい顔色をしている。「吾のみやかく恋すらむかきつばた—・ふ妹はいかにあるらむ」〈万・一九八六〉
に‐の‐かわり【二の替(わ)り】
1 京阪の歌舞伎で、正月興行のこと。また、その上演狂言。顔見世の次の興行なのでいう。二の替わり狂言。《季 新年》 2 演劇興行の中で、初日からの演目を入れ替えたあとの興行。また、その演目。
に‐の‐まち【二の町】
《「町」は等級・階級の意》第二級。二流どころ。「顔は少々—だけれど」〈秋声・仮装人物〉
に・ぶ【鈍ぶ】
[動バ上二]にび色になる。にばむ。「—・びたる御衣どもなれど」〈源・朝顔〉
にほん‐が【日本画】
古代以来、中国・朝鮮からの影響を受けながら日本で発達した、独自の様式を有する絵画。絹や紙に毛筆で描き、主として岩絵の具(顔料)を用いる。西洋画(洋画)に対していう。
にほん‐ざる【日本猿】
オナガザル科の哺乳類。世界で最も北にすむ猿。日本特産で、青森県の下北半島から鹿児島県の屋久島まで分布。体長約60センチ、尾長約10センチ。毛は長く、顔としりの裸出部は赤色で、秋から冬にかけて赤み...
にほん‐ねこ【日本猫】
日本産の家猫。和猫。→ジャパニーズボブテール [補説]日本の家猫の起源は、奈良時代に中国から持ち込まれた愛玩用の猫といわれる。短毛で顔が丸く、毛色はさまざまな模様がみられる。
にや・ける【若気る】
[動カ下一]《名詞「にやけ」の動詞化》 1 男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。「—・けたやつ」 2 俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。「彼のことを考え、—・けてしま...
にゅう‐じょう【乳状】
乳のように白色で、どろりとした状態。「—の洗顔料」
ニュー‐フェース【new face】
1 映画などで、新人の俳優。 2 新人。新顔。「今春入社の—」 3 新商品。新製品。「輸入果物の—」