マイクロ‐テセ【micro TESE】
非閉塞性無精子症の治療法の一つ。精巣を切開し、顕微鏡で観察しながら、精子を探し、採取する。顕微鏡下精巣内精子採取術。→TESE
マイクロマニピュレーター【micromanipulator】
光学顕微鏡または電子顕微鏡下での精密な作業に用いるマニピュレーター。細胞への直接接触による処置、微小試料の移動や加工などを行う。
まかな‐もち【真鉋持ち】
[枕]鉋(かんな)で弓を削る意から、地名の「弓削(ゆげ)」にかかる。「—弓削の川原の埋れ木の顕はるましじきことにあらなくに」〈万・一三八五〉
まきの【牧野】
姓氏の一。 [補説]「牧野」姓の人物牧野英一(まきのえいいち)牧野茂(まきのしげる)牧野省三(まきのしょうぞう)牧野信一(まきのしんいち)牧野伸顕(まきのしんけん)牧野富太郎(まきのとみたろう)...
まくら‐ごと【枕言】
1 いつも口ぐせのようにいう言葉。「やまと言の葉をも、もろこしの詩をも、ただその筋をぞ、—にせさせ給ふ」〈源・桐壺〉 2 序詞。また、枕詞。「歌の—などといふは」〈落書露顕〉
マルファン‐しょうこうぐん【マルファン症候群】
身長が高く手足が細長いなどの骨格異常や、目の水晶体、心臓血管系の異常を主症状とする病気。常染色体顕性遺伝を示すが、詳しい原因は不明。フランスの小児科医マルファン(B.J.A.Marfan)が最初...
まるめ‐ごさ【丸め誤差】
《rounding error》四捨五入や切り上げ・切り捨てにより生じる数値計算上の誤差のこと。二進法に基づくコンピューターによる数値計算の場合、この影響が顕著に現れる場合があるため、より正しい...
マール【(ドイツ)Maar】
爆発的な噴火でできた火口。周囲に顕著な砕屑物(さいせつぶつ)の丘をもたず、しばしば火口に水をたたえる。男鹿(おが)半島の一ノ目潟・二ノ目潟など。
ミクログラフィア【Micrographia】
フックの著した図鑑。1665年刊。自作の顕微鏡で、ノミやシラミなどの昆虫、コケ、カビなど、動植物および無機物の微細構造を観察して描いたもの。顕微鏡図譜。
ミクロトーム【(ドイツ)Mikrotom】
顕微鏡で観察する動植物体の組織の切片を作成するための切断器械。数〜数十マイクロメートル程度の薄さに切ることができる。マイクロトーム。