もが
[終助]《係助詞「も」に終助詞「か」の付いた「もか」の音変化。上代語》名詞、形容詞および助動詞「なり」の連用形、副詞、助詞に付く。上の事柄の存在・実現を願う意を表す。…があればいいなあ。…であっ...
もがな
[終助]《終助詞「もが」+終助詞「な」から》名詞、形容詞および助動詞「なり」「ず」の連用形、助詞に付く。上の事柄の存在・実現を願う意を表す。…があればいいなあ。…(で)あってほしいなあ。「み吉野...
もがも
[終助]《終助詞「もが」+終助詞「も」から。上代語》名詞、形容詞および助動詞「なり」の連用形、副詞、助詞に付く。上の事柄の存在・実現を願う意を表す。…があればいいなあ。…(で)あってほしいなあ。...
もぐら‐うち【土竜打ち】
モグラの害を防ぎ、農作物の豊饒を祈願して小正月に行う行事。子供たちが固く束ねたわら束などで地面を打ったりして歩く。土竜追い。土竜脅し。《季 新年》→海鼠曳(なまこひ)き
もの‐たち【物断ち】
神仏に願(がん)かけなどするとき、ある飲食物をとらないこと。茶だち・塩だちなど。
もの‐ねがい【物願ひ】
物事が成就するように願うこと。「苦しげなる御—かな」〈宇津保・藤原の君〉
もの‐もう・す【物申す】
[動サ五(四)]《古くは「ものまをす」。「物言う」の謙譲語》 1 要求や反対意見などを言う。注文をつける。「役所に—・す」「若者に—・す」 2 ことばに出して申し上げる。「うちわたすをちかた人に...
もも‐よ【百夜】
多くの夜。「今夜(こよひ)の早く明けなばすべをなみ秋の—を願ひつるかも」〈万・五四八〉 [補説]書名別項。→百夜
もりん‐じ【茂林寺】
群馬県館林市にある曹洞宗の寺。山号は、青竜山。応仁2年(1468)青柳城主赤井正光が建立。開山は大林正通。のち、後柏原天皇の勅願所となった。寺宝の文福茶釜で有名。
もんじゅ‐はちじほう【文殊八字法】
密教で、文殊菩薩を本尊とし、八字の真言をもって息災を祈願する修法。八字文殊。