おうじょう‐こう【往生講】
極楽往生を願って阿弥陀仏を念ずる仏事。
おうそう‐えこう【往相回向】
みずから積んだ功徳をすべての人にも施して、ともに浄土に往生しようと願うこと。真宗では、そのような往生の手だては阿弥陀仏の本願の力によるとする。⇔還相回向(げんそうえこう)。
おう‐ちょう【横超】
仏語。阿弥陀仏の本願の力によって迷いの世界を跳び越えて、浄土に往生すること。真宗の説く、他力浄土門の中の絶対他力の教えをいう。
おうら‐さん【御裏さん】
公家から公家へ嫁いだ夫人の称。特に、東西両本願寺門主の夫人の称。おうらさま。
おおくぼ‐じ【大窪寺】
香川県さぬき市にある真言宗大覚寺派の寺。山号は医王山。開山は行基と伝える。四国八十八か所第88番の結願(けちがん)所。
おおさか【大阪/大坂】
近畿地方中央部の府。もとの摂津の東部と和泉(いずみ)・河内(かわち)の全域にあたる。京都とともに2府の一。人口877.6万(2024)。
大阪府中部の市。府庁所在地。指定都市。古代の難波(な...
おおさか‐じょう【大坂城/大阪城】
大阪市中央区にある城。豊臣秀吉が石山本願寺跡に、天正11年(1583)から3年かけて築いた。名古屋城・熊本城とともに三名城の一。元和元年(1615)大坂夏の陣で落城し焼失。江戸時代に再建され、幕...
おおたに【大谷】
京都市東山の古地名。現在の知恩院の辺り。本願寺の発祥地。
おおたに‐そびょう【大谷祖廟】
京都市東山区円山町にある真宗大谷派の祖廟。承応2年(1653)東本願寺からこの地に移された。大谷別院。東大谷。
おおたに‐は【大谷派】
浄土真宗十派の一。第12世教如が、徳川家康の寄進を受けて烏丸に東本願寺を建立したのち、独立したもの。明治14年(1881)東派から大谷派に改称。