ふうど‐びょう【風土病】
ある一定の気候・風土をもつ地域に発生する病気。マラリア・黄熱(おうねつ)など。地方病。
ふう‐なん【風難】
風による事故や災難。「さてもいぬる八月の—に」〈読・弓張月・拾遺〉
ふう‐は【風波】
1 風と波。また、風が吹いて立つ波。風浪。「外海は—が強い」「—の難」 2 もめごと。争いごと。なみかぜ。「家庭内に—の絶え間がない」 3 世を処していく上での困難や煩わしさ。「世間の—にもまれる」
ふうはい‐ず【風配図】
ある地点のある期間についての風向の出現頻度を8〜16方位に分けて示した図。普通はそれぞれの頻度の百分率を長さで図示し、その端を線で結ぶ。形がバラの花に似るのでウインドローズともいう。
ふう‐はく【風伯】
風の神。風神。
ふう‐はつ【風発】
[名](スル) 1 風が吹き起こること。 2 勢いの激しく盛んなこと。特に、弁論などが勢いよく口をついて出ること。「談論—する」
ふう‐はん【風帆】
風をはらんでふくれた帆。
ふうはん‐せん【風帆船】
洋式の帆船。帆前船(ほまえせん)。
ふう‐ばい【風媒】
植物の花粉を風が運んで受粉を媒介すること。
ふうばい‐か【風媒花】
風の媒介によって受粉する花。一般に、花の形や色は単純で、花粉は多量で軽い。杉・松・稲・麦など。 [補説]書名別項。→風媒花