おなか‐いっぱい【御中一杯】
(副詞的にも用いる) 1 たくさん飲食をして、腹が満たされること。「おいしいものを—食べたい」 2 (比喩的に)あることをして、十分に満足すること。また、同じことに何度も接し、飽き飽きすること。...
かりょうびんが【迦陵頻伽】
《(梵)kalaviṅkaの音写。妙声・美音・妙音鳥などと訳す》雪山(せっせん)あるいは極楽浄土にいるという想像上の鳥。聞いて飽きることない美声によって法を説くとされ、浄土曼荼羅(まんだら)には...
き‐うつり【気移り】
[名](スル)関心や注意が一つのところに集中せず、他のものへと移ってゆくこと。「飽きっぽくてすぐ—する性格」
きぬ‐ぎぬ【衣衣/後朝】
1 衣を重ねて掛けて共寝をした男女が、翌朝別れるときそれぞれ身につける、その衣。「しののめのほがらほがらと明けゆけばおのが—なるぞ悲しき」〈古今・恋三〉 2 男女が共寝をして過ごした翌朝。また、...
きりつぼ‐げんじ【桐壺源氏】
《「源氏物語」を読み始めても、最初の桐壺の巻で飽きてやめてしまうことから》中途半端でいいかげんな学問や教養のたとえ。隠公左伝(いんこうさでん)。
くっ‐たく【屈託/屈托】
[名](スル) 1 ある一つのことばかりが気にかかって他のことが手につかないこと。くよくよすること。「—のない顔」「人は只だ黄金(おかね)のことばっかりに—して」〈木下尚江・良人の自白〉 2 疲...
けい‐どう
江戸時代、町奉行が行った私娼窟(ししょうくつ)やばくち場への不意の手入れ。臨検。けいど。「—の言ひ訳日済(ひなし)聞き飽きる」〈柳多留・七〉 [補説]「警動」「怪動」とも書く。
けん‐しゅう【献酬】
[名](スル)杯をやりとりすること。酒を飲み交わすこと。「空の盃(さかづき)でよくああ飽きずに—が出来ると」〈漱石・こゝろ〉
けん‐たい【倦怠】
[名](スル) 1 物事に飽きて嫌になること。飽き飽きすること。「—期」 2 心身が疲れてだるいこと。「—感」
けんたい‐かん【倦怠感】
心身が疲れてだるい感じ。また、物事に飽きて興味が持てない感じ。