らい‐どう【雷動】
かみなりの鳴り響くように、どよめき騒ぐこと。「夜々の蜂起、谷々の—やむ時無し」〈太平記・二四〉
らんちき‐さわぎ【乱痴気騒ぎ】
1 はめを外し、入り乱れて騒ぐこと。どんちゃん騒ぎ。「上を下への—」 2 情事にからむ嫉妬(しっと)から起こるけんか。痴話げんか。
わいわい‐てんのう【わいわい天王】
江戸時代、羽織・袴(はかま)に粗末な両刀をさし、天狗(てんぐ)の面をつけ、「わいわい天王騒ぐがおすき」などと言って、牛頭(ごず)天王のお札を扇であおいでまき散らし、家々を回って金銭を乞うた者。
わく‐わく
[副](スル)期待や喜びなどで、心が落ち着かず胸が騒ぐさま。どきどき。「胸を—(と)させて包みを解く」 [補説]古くは、心配で胸が騒ぐさまにも用いた。
わめき‐ごえ【喚き声】
大声で叫び騒ぐ声。
わめき‐た・てる【喚き立てる/叫き立てる】
[動タ下一][文]わめきた・つ[タ下二]激しくわめく。大声で騒ぐ。「早口で—・てる」
わめき‐ちら・す【喚き散らす/叫き散らす】
[動サ五(四)]あたりに構わず、大声を出して騒ぐ。「不満を—・す」
わ‐め・く【喚く/叫く】
[動カ五(四)]《「わ」は擬声語、「めく」は接尾語》大声で叫ぶ。大声をあげて騒ぐ。「酔漢が—・く」「泣こうが—・こうが構わない」 [可能]わめける
わらい‐ののし・る【笑ひ罵る】
[動ラ四]大声で笑い騒ぐ。「見ることのやうに語りなせば、皆同じく—・る」〈徒然・五六〉
わる‐さわぎ【悪騒ぎ】
他人の迷惑もかまわずに騒ぐこと。また、その騒ぎ。