尻馬(しりうま)に乗(の)・る
分別もなく他人の言動に同調して、軽はずみなことをする。人のあとについて、調子に乗ってそのまねをする。「—・って騒ぐ」
しん‐えん【心猿】
欲情に燃えて落ち着かないようすを、猿がわめき騒ぐのにたとえた語。「意馬—」
じょう‐じょう【条条】
[名]一つ一つの条項。個々の箇条。「右の—を厳守すること」
[ト・タル][文][形動タリ]草木の枝が乱れ茂っているさま。「柳—として風に騒ぐ」「柳嚲(た)れて—の烟を欄に吹き込む程の雨の日で...
じょう‐らん【擾乱】
[名](スル)入り乱れて騒ぐこと。また、秩序をかき乱すこと。騒乱。「三味線の音で…談話は—されてしまった」〈寅彦・路傍の草〉
せち【節】
1 季節。時節。「卯月のうちに春の—のあまれるを知り」〈類従本経信母集・跋〉 2 季節の変わり目の祝日。節日(せちにち)。「—は五月にしく月はなし」〈枕・三九〉 3 「節会(せちえ)」の略。「今...
せんそう‐あめい【蝉噪蛙鳴】
蝉(せみ)や蛙(かえる)がうるさく鳴き騒ぐこと。転じて、騒がしいばかりで、何の役にも立たないことや、議論・文章のへたなことのたとえ。蛙鳴蝉噪。「—の論」
そう‐きょう【躁狂】
[名・形動]浮かれ騒ぐこと。また、そのさま。「—な叫び声」
そうど・く
[動カ四]《名詞「そうどう(騒動)」の動詞化か》ざわざわと騒ぐ。騒ぎたてる。「氷水(ひみづ)召して水飯などとりどりに—・きつつ食ふ」〈源・常夏〉
そこぬけ‐さわぎ【底抜け騒ぎ】
酒宴などで、歌ったり踊ったりして度外れに騒ぐこと。ばか騒ぎ。
そそり
《動詞「そそる」の連用形から》 1 浮かれ騒ぐこと。「下京の若手どもが—に目覚めてみれば」〈浮・諸艶大鑑・一〉 2 遊郭などを浮かれ騒ぎながらひやかしてまわること。また、その人。「夏になると—ば...