ウィットビー【Whitby】
英国イングランド北東部、ノースヨークシャー州、北海に面する港町。漁業、観光業が盛ん。ノースヨークムーアズ国立公園の北東部に位置する。7世紀創建のウィットビー修道院跡や、ジェームズ=クックが見習い...
うき‐くさ【浮(き)草/浮き萍/萍】
1 サトイモ科の多年草。水田や池沼に浮遊し、茎は扁平な葉状で、長さ5〜6ミリ。表面は緑色、裏面は紫色で細い根を下に垂れる。3、4個集まって浮かび、葉の裏面に白い花をつけることがある。ねなしぐさ。...
う‐こん【鬱金】
1 ショウガ科の多年草。高さ約50センチ。根茎は黄色で多肉。バショウに似た長い葉を4、5枚出す。秋、大きな穂を出し、緑白色の葉と数個の淡黄色の花とをつける。熱帯アジアの原産。根茎を黄色染料やカレ...
うざい‐がき【有財餓鬼】
1 飢えに苦しむ餓鬼の中で、物を食することのできる餓鬼。膿(うみ)・血などを食う小財餓鬼と、人の食い残しや、祭祀(さいし)などで捨てられた物を食う多財餓鬼とをいう。⇔無財餓鬼。 2 財産を多く持...
うし‐とら【丑寅/艮】
丑と寅との中間の方角。北東。陰陽道(おんようどう)で鬼門(きもん)とされる。
うじ‐の‐はしひめ【宇治の橋姫】
《「うじのはしびめ」とも》 京都府宇治市宇治橋の西詰めにある橋姫神社の祭神とされる女神。宇治橋を守る神で、住吉大明神が夜ごと通ったという伝説がある。
嵯峨天皇の代、嫉妬(しっと)のあまり宇治...
うち‐がい【打ち飼ひ】
1 狩りのとき、犬や鷹(たか)に与える餌(え)。うちがえ。「あな恐ろし。鬼の—になりたりつる」〈古活字本保元・上〉 2 「打ち飼い袋2」の略。「—の底に入れておいた梅干を」〈雑兵物語・上〉
うま◦う【生まふ/産まふ】
[連語]《動詞「う(産)む」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」》産みふやす。どんどん産む。「寺々の女餓鬼(めがき)申さく大神(おほみわ)の男餓鬼(をがき)たばりてその子—◦はむ」〈万・三八四〇〉
うら‐きもん【裏鬼門】
鬼門と反対の方角。南西の方角。家相では鬼門とともに忌む。ひつじさる。
うらぼん‐きょう【盂蘭盆経】
大乗経典。1巻。西晋(せいしん)の竺法護(じくほうご)訳とされる。餓鬼道に落ちた母を救う手段を仏にたずねた目連(もくれん)が、夏安居(げあんご)の最後の日の7月15日に僧を供養するよう教えられた...