か・く【掛く/懸く/構く】
[動カ五(四)] 1 (「胡坐(あぐら)をかく」の形で)足を横に三角の形に組んで座る。 2 組み合わせる。編み合わせて作る。「こしきには蜘蛛(くも)の巣—・きて」〈万・八九二〉 3 つなぎ留め...
か・ぐ【嗅ぐ】
[動ガ五(四)] 1 鼻でにおいを感じとる。また、においのもとや種類を識別する。「花の香りを—・ぐ」 2 隠れた事実を探り知る。探り出す。「人の秘密を—・いでまわる」 [可能]かげる
かけ‐う・ぐ【欠け穿ぐ】
[動ガ下二]欠けて、穴があく。「頸もちぎるばかり引きたるに、耳、鼻—・げながら抜けにけり」〈徒然・五三〉
かご‐ぼり【籠彫(り)】
社寺建築の木鼻(きばな)などにみられる装飾用木彫りで、外面だけでなく、内部にも透かし彫りをして立体的に仕上げるもの。
かざ‐ごえ【風声/風邪声】
風邪気味で、しゃがれたり、鼻にかかったりする声。かぜごえ。
かぜ【風】
[名] 1 空気のほぼ水平方向の運動。風向と風速で動きを表す。山谷風・海陸風のような小規模のものから、中規模の季節風、大規模な偏西風・貿易風などがある。「—が吹く」「涼しい—に当たる」「テント...
かぜ‐ごこち【風邪心地/風心地】
「風邪気(かぜけ)1」に同じ。《季 冬》「しつっこい—でつまっていた鼻が」〈康成・雪国〉
かな‐めん【鉄面】
武具の小具足の一。顔面を覆い守るための、鉄板打ち出しの面。顔面全体を覆う総面(そうめん)、額からほおにかけての半首(はつぶり)、ほおからあごにかけての面頰(めんぽお)があり、面頰にはほおとあごだ...
かふん‐しょう【花粉症】
花粉によって起こるアレルギー。花粉が鼻や目の粘膜に触れることにより、くしゃみ・鼻水や、目の充血・かゆみなどの症状が起こるもの。枯草熱(こそうねつ)。 [補説]原因となる植物は50種以上あるとされ...
かま‐ひげ【鎌髭】
鼻の下から左右へ、鎌の形にはね上げたひげ。江戸時代、奴(やっこ)などが生やした。また、油墨でかいたものもある。やっこひげ。 [補説]作品名別項。→鎌髭