とぼ‐とぼ
[副] 1 元気なく歩くさま。「人のあとに—(と)ついていく」 2 炎などの勢いがないさま。「あの—する蝋燭の火が」〈倉田・出家とその弟子〉
とり‐と・める【取(り)留める】
[動マ下一][文]とりと・む[マ下二] 1 失いかけた生命を失わずにすむ。「一命を—・める」 2 はっきりとさせる。確かにそれと定める。「誰と云て—・めた相手は無いが腹が立つ」〈二葉亭・浮雲〉 ...
トリノ‐だいせいどう【トリノ大聖堂】
《Duomo di Torino》イタリア北西部、ピエモンテ州の都市トリノにあるルネサンス様式の大聖堂。15世紀に建造。17世紀後半、バロックの建築家グエアリーノ=グアリーニの設計で建てられたサ...
とっ‐ぴ【突飛】
[形動][文][ナリ]並み外れて風変わりなさま。また、あまりにも思いがけないさま。奇抜。「—な言動」「—な発想」 [派生]とっぴさ[名]
ない‐ければ
[連語]《打消しの助動詞「ない」の終止形+接続助詞「ければ」。近世江戸語》仮定条件を表す「なければ」に先立って使われた語。「滅多なことでも出来—よいが」〈咄・喜美だんご〉
ないじゅう‐がいごう【内柔外剛】
内心は気が弱いが、外見は強そうに見えること。
ないしきょう‐しゅじゅつ【内視鏡手術】
腹部に3〜15ミリ程度の穴を数か所開けて、そこから内視鏡や専用の手術器具を挿入し、モニターに映し出される体内の様子を観察しながら、遠隔操作で手術を行う方法。消化器科・婦人科・泌尿器科・整形外科か...
ない‐どくそ【内毒素】
チフス菌・サルモネラ菌などの菌体の細胞壁に存在する毒素。たんぱく質・多糖類・脂質などからなり、菌体が破壊されると遊離して、毛細血管透過性を増大させ、ショックや発熱などをひきおこす。毒性は外毒素に...
無(な)い袖(そで)は振(ふ)れ◦ない
実際にないものはどうにもしようがない。持っていないものは出せない。「援助はしたいが—◦ない」
ない‐みょうぶ【内命婦】
律令制で、五位以上の位階を持つ女官の称。特定の職掌はないが、儀式などに参加した。ひめもうちぎみ。→外命婦(げみょうぶ)