かな‐ぼう【金棒/鉄棒】
1 鉄製の棒。特に、鉄尖棒(かなさいぼう)。「鬼に—」 2 頭部にいくつかの鉄の輪をつけた、長いつえのような鉄の棒。夜回りや行列の先頭に立つ者などが地面に突いて鳴らして歩く。 3 体操器具の一。...
カナッペ【(フランス)canapé】
一口大に切った薄切りのパンをそのまま、あるいは軽く焼いて、卵・肉・小魚・チーズ・イクラなどをのせたオードブルの一種。カナペ。
金(かね)が子(こ)を生(う)・む
金銭が利子がついてだんだん殖えていく。「その後(のち)大(だい)ぶ—・んでからは」〈鴎外・雁〉
かな‐わ【金輪/鉄輪】
1 金属製の輪。 2 足のある、鉄製の輪。五徳(ごとく)。 3 鉄製の車輪。「やがて母と兄は下に待っている俥(くるま)に乗って…—の音を鳴らして去った」〈漱石・行人〉 4 紋所の名。輪形をいくつ...
金(かね)の草鞋(わらじ)で尋(たず)・ねる
《いくら歩いても擦り切れない鉄製のわらじを履いて探す意から》辛抱強く探し回って歩く。得難い物事のたとえにいう。金の草鞋で探す。「—・ねても二人とない好人物」 [補説]「きんのわらじ」と読むのは誤り。
カバー【Kabah】
メキシコ東部、ユカタン州にあるマヤ文明の遺跡。ユカタン半島北西部、州都メリダの南約70キロメートルに位置する。この遺跡の北西約20キロメートルにあるウシュマル遺跡と同じく、プウク様式とよばれる複...
カノン【canon】
《「キャノン」とも》 1 キリスト教の教理典範。教会法。また、聖書の正典。 2 ある声部の旋律を、他の音部がそのまま忠実に模倣しながら追いかけていく、対位法的な楽曲形式、または楽曲。追復曲。 3...
か‐の‐しし【鹿/鹿肉】
《「しし」は猪(いのしし)や鹿など食肉用の野獣の総称》 1 鹿のこと。「猪(ゐ)のしし—は知らず、いくさはただ平攻(ひらぜ)めに攻めて勝ったるぞ、心地はよき」〈平家・一一〉 2 鹿の肉。「相とも...
かね‐じゃく【曲尺/矩尺】
1 直角に折れ曲がった形に作り、表には正規の目盛り表目(おもてめ)を、裏にはその倍(角目(かくめ))や1/π倍などの目盛りを刻んだ金属製の物差し。直角定規を兼ね、木工・建築で用いる。大工金(だ...
かん‐りゅう【環流】
[名](スル) 1 めぐり流れること。また、その流れ。「血液が体内を—する」 2 大気や海水の地球規模の大きな流れ。 3 一度流れ込んだものが、再び元に返っていくこと。「投下された外国資本が形を...