し‐けん【私見】
自分一人の意見・見解。また、それを謙遜していう語。「いささか—を述べる」
ゆめに‐も【夢にも】
[副](あとに打消しの語を伴って)少しも。いささかも。「うまくいくとは—考えていなかった」
ふく‐し【副詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、主語にならない語のうちで、主として、それだけで下に来る用言を修飾するもの。事物の状態を表す状態副詞(「はるばる」「しばらく」「ゆっくり」など)、性質・状態の程度を表...
へき‐あん【僻案】
かたよっている考え。まちがっている考え。自分の考えをへりくだってもいう。愚案。愚考。「—条々、愚意にまかせていささか左にしるす」〈連理秘抄〉
ふく‐りゅう【腹立】
腹を立てること。立腹。「すべていささかも—せずと云ふを」〈沙石集・八〉
ほどこ・る【延る/播る】
[動ラ四]行き渡る。延び広がる。「たとへば小火(いささかなるひ)の山野を焼きて、村邑(むらさと)に—・るがごとし」〈欽明紀〉
はな‐ゆ【花柚】
ユズの一種。香りがよく、花や皮を酒や吸い物に入れて用いる。はなゆず。《季 夏》「吸物にいささか匂ふ—かな/子規」
みだり‐がお【乱り顔】
[名・形動ナリ]取り乱した顔つき。また、その顔つきであるさま。「いささか—なるを」〈源・蜻蛉〉
ひま【隙】
《「暇(ひま)」と同語源》 1 物と物との間の空所。すきま。すき。「—漏る夜寒の風に」〈木下尚江・良人の自白〉 2 人と人との間にできた気持ちの隔たり。不和。「長州の危急に及ぶを傍観なして居たる...
なま‐わずらわ・し【生煩はし】
[形シク]いささかめんどうである。なんとなく煩わしい。「君たち、—・しく聞き給へど」〈源・総角〉