せいてん-はくじつ【青天白日】
よく晴れわたった青空と日の光。転じて、潔白で後ろ暗いことのないことのたとえ。また、無実であることが明らかになること。▽「白日」は輝いて白い太陽のこと。「白日青天はくじつせいてん」ともいう。
- 出典
- 韓愈かんゆ「崔羣さいぐんに与あたうるの書しょ」
- 句例
- 青天白日の境地、青天白日の身となる
- 用例
- 「ただし、もう、室内は、ごめんだね||たとえ、墓地茶屋のような所にしてもだね。お目にかかるなら、青天白日の下に、願いたい。……」<獅子文六・青春怪談>
- 類語
- 清廉潔白せいれんけっぱく