うら‐かた【占形/占方】
1 太占(ふとまに)や亀卜(きぼく)に現れた縦横の割れ目の形。占いの結果。「この—持って、泰親がもとへ行け」〈平家・四〉 2 (占方)占いをすること。また、する人。「泰成、—に引き合はせ申すやう...
うら‐かた【裏方】
1 芝居で、舞台の裏側で働く人。大道具・小道具・衣装・音響・照明などの係、伝統芸能での囃子方(はやしかた)など。→表方(おもてかた) 2 表立たず、陰で実質的な仕事を引き受け、すすめる人。「大会...
うら‐かた【浦方】
中世・近世、漁村のこと。また、その住民。
うらかた‐ばんしょ【浦方番所】
江戸時代に、浦々の取り締まりのために設けられた番所。難破船の救助、海難船の処理、異国船の監視、密貿易の取り締まりなどにあたった。
うらかみ【浦上】
長崎市北部の地名。キリシタンの里で、浦上天主堂がある。原爆の爆心地。
うらかみ‐くずれ【浦上崩れ】
江戸幕府が寛政2〜慶応3年(1790〜1867)にかけて4回にわたって長崎浦上の隠れキリシタンを弾圧した事件。
うらかみ‐てんしゅどう【浦上天主堂】
長崎市浦上にあるカトリックの大聖堂。大正3年(1914)にほぼ完成。大浦天主堂とともに二大天主堂といわれる。原爆により全壊。昭和34年(1959)再建された。
うらかみのたびびとたち【浦上の旅人たち】
今西祐行の小説。明治初期、流罪となった長崎県浦上のキリシタン達の苦悩を描く。昭和44年(1969)刊行。
うらかわ【浦河】
北海道中南部、浦河郡の地名。日高振興局所在地。日高馬や競走馬の飼育が盛ん。
うら‐がわ【裏革/裏皮】
《「うらかわ」とも》 1 皮の裏側を表にして使うこと。また、そのように使った皮革。 2 鞄(かばん)や袋物などの裏に張った皮革。