おこりん‐ぼう【怒りん坊】
少しのことでもすぐ怒る人。怒りっぽい人。気短な人。おこりんぼ。
おこ・る【怒る】
[動ラ五(四)]《「起こる」と同語源。感情が高まるところから》 1 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。「真っ赤になって—・る」 2 よくない言動を強くとが...
おこ・る【起(こ)る】
[動ラ五(四)] 1 今までなかったものが新たに生じる。おきる。「静電気が—・る」「さざ波が—・る」 2 ㋐自然が働きや動きを示す。おきる。「地震が—・る」「洪水が—・る」 ㋑平常と異なる状態や...
おこ・る【熾る】
[動ラ五(四)]《「起こる」と同語源》火が炭に燃え移って、火勢が強くなる。また、炭に火がつく。おきる。「火鉢の炭火が—・る」
おこ・る【興る】
[動ラ五(四)]《「起こる」と同語源》新しいものが生じ、勢いが盛んになる。また、ひっそりしていたものが目立つ状態になる。「新分野の学問が—・る」「志気が—・る」「国が—・る」
いかれさんぺい【怒れ三平】
今日出海(こんひでみ)の小説。昭和27年(1952)から昭和28年(1953)にかけて「毎日新聞」で連載。昭和28年(1953)、久松静児監督により映画化。
おころり‐よ
[連語]子供を寝かしつけるときにいう語。おねんねしなさい。「ねんねんよ—」
お‐こわ【御強】
1 《「こわめし」をいう女房詞から》赤飯(せきはん)。現在では、もち米に小豆(あずき)以外の豆や栗(くり)、山菜などを入れて炊いたものもいう。 2 人をだますこと。特に、「つつもたせ」にいうこと...
御強(おこわ)に掛(か)・く
人をだます。「ごま塩のそのからき目を見よとてや—・けし女恨めし」〈滑・膝栗毛・初〉