いっ‐きょ【一挙】
1 1回の行動、動作。一つの企て。 2 (多くあとに「に」を伴って副詞的に用いて)一度にかためて物事をやること。ひといき。いっぺん。「—に仕上げる」「—に劣勢を挽回する」 3 (「一挙して」の形...
何(いず)れともな・し
比較してどちらがどうということがない。取り立てて優劣はない。いずれとなし。「おほかたの秋に心は寄せしかど花見るときは—・し」〈拾遺・雑下〉
いで‐たち【出で立ち】
1 旅立ち。出立(しゅったつ)。門出(かどで)。「—を見送る」 2 旅立ち、出陣などふだんと違った身ごしらえをすること。また、その身ごしらえ。「ものものしい—」 3 門を出た所。門前。「わが二人...
いっしゃ‐せんり【一瀉千里】
《川の水が一度流れだすと、またたく間に千里も流れる意から》 1 物事が速やかにはかどり進むこと。「仕事を—に片付ける」 2 文章や弁舌のよどみないことのたとえ。「—に物語る」
いせおんどこいのねたば【伊勢音頭恋寝刃】
歌舞伎狂言。世話物。4幕7場。近松徳三作。寛政8年(1796)大坂角(かど)の芝居初演。失われた名刀をめぐる代表的夏狂言。通称、伊勢音頭、油屋。
い‐し【闈司】
後宮十二司の一。内裏(だいり)内の門の鍵の管理・出納をつかさどった職。みかどのつかさ。
イオンか‐けいこう【イオン化傾向】
金属が水溶液中で示す、陽イオンになろうとする傾向。カリウム・カルシウム・ナトリウムなどは傾向が大で、銅・銀・金などは傾向が小。 [補説]主な金属をイオン化傾向の大きい順に並べると次のようになる。...
いかがわし・い【如何わしい】
[形][文]いかがは・し[シク] 1 本当かどうか疑わしい。物事の内容、人の正体などが、あやしげだ。信用できない。「—・い品」「—・い人物」 2 下品でよくない。風紀上よくない。「—・い映画」 ...
いき【息】
1 口・鼻から空気を吸ったり吐いたりすること。また、吸う空気や吐く空気。「大きく—をする」「—が荒い」 2 二人以上で何かをする場合の、相互の気持ちのかねあい。調子。呼吸。「二人の—がぴったりだ...
いか‐さま【如何様】
[名・形動]いかにも本当らしく見せかけること。また、そのさまや、そのもの。いんちき。「—をやる」「—ばくち」「随分—な人物だと」〈宙外・独行〉
[副] 1 自分の考えがまちがっていないはずだ...