かんぞう‐たけ【肝臓茸】
カンゾウタケ科のキノコ。雨季にシイなど広葉樹の幹に発生する。直径約10〜20センチ、表面は暗赤色をし、形や色が肝臓に似る。食用。
くろき【黒木】
姓氏の一。 [補説]「黒木」姓の人物黒木和雄(くろきかずお)黒木勘蔵(くろきかんぞう)
グリチルリチン【glycyrrhizin】
マメ科の植物カンゾウの甘味成分。このナトリウム塩が食品添加物の人工甘味料で、しょうゆとみそにのみ使用できる。甘味は砂糖の100〜300倍。
けん‐どう【萱堂】
母を敬っていう語。母上。古く、中国の家で主婦の部屋を北堂と称し、その庭に萱草(かんぞう)を植えたところからいう。「御—不幸之砌(みぎり)」〈鴎外訳・即興詩人〉
こいわすれ‐ぐさ【恋忘れ草】
《恋の切なさ、苦しさを忘れさせる草の意》萱草(かんぞう)の別名。「わが宿は甍(いらか)しだ草生ひたれど—見るにいまだ生ひず」〈万・二四七五〉 [補説]書名別項。→恋忘れ草
しゅうごう‐とう【集香湯】
昔、寺院で羹(あつもの)を出す前にふるまった薬湯。苦参(くじん)・肉桂(にっけい)・甘草(かんぞう)・白朮(びゃくじゅつ)・蜀黍(もろこし)などの粉末を調合したもの。
ぞく【賊】
[常用漢字] [音]ゾク(呉) 1 人を傷つけそこなう。害する。「賊害・賊心」 2 人を傷つけて財物をかすめる者。強盗。ぬすびと。「海賊・義賊・山賊・鼠賊(そぞく)・盗賊・馬賊」 3 時の政府や...
な【奈】
[音]ナ(呉) [訓]いかん いかんぞ [学習漢字]4年 1 いかん。どうして。どの。「奈辺」 2 梵語・外国語の音訳字。「奈翁(ナポレオン)・奈落」 [難読]奈何(いかん)
はっ‐かく【八角】
1 八つの角。また、八つの角のある形。「—火鉢」 2 ダイウイキョウの果実。中国料理の代表的な香辛料の一。星形をし、アニスや甘草(かんぞう)に似た香味がある。スターアニス。八角茴香(はっかくうい...
ヘメロカリス【(ラテン)Hemerocallis】
ススキノキ科ワスレグサ属の多年草。東アジアを中心に約30種あり、一部は食用や観賞用に利用される。狭義には交配により作出された同属の園芸品種をさす。デイリリー。ヤブカンゾウ。