き‐え【帰依】
[名](スル)神仏や高僧を信じてその力にすがること。「三宝(さんぼう)に—する」
き‐えい【気鋭】
[名・形動]気力があって、意気込みが鋭いこと。また、そのさま。「新進—の批評家」
き‐えい【帰営】
[名](スル)軍隊で、外出先から兵営に帰ること。「—時限」
き‐えい【機影】
飛んでいる、飛行機の姿。また、そのかげ。「レーダーが—をとらえる」
きえ‐い・る【消え入る】
[動ラ五(四)] 1 しだいに消えてなくなる。「—・るような声」「夜の闇に—・る人影」 2 悲しさ、恥ずかしさなどのために人心地がなくなる。どうしてよいのか、身をもてあます。「—・りつつ、えも言...
きえ‐う・せる【消え失せる】
[動サ下一][文]きえう・す[サ下二] 1 そこにあったものが見えなくなる。「人込みの中に姿が—・せる」 2 死ぬ。「—・せ給ひにしことを思し出づるに」〈源・夕霧〉
きえ‐かえ・る【消え返る】
[動ラ四] 1 《「返る」は、すっかり…する意》すっかり消えてなくなる。また、たちまち消えてしまう。「定めなく—・りつる露よりも空頼(そらたの)めする我は何なり」〈かげろふ・上〉 2 《「返る」...
きえ‐がた【消え方】
[名・形動ナリ]今にも消えようとするさま。また、その時。「雪は、檜皮葺(ひはだぶき)、いとめでたし。少し—になりたるほど」〈枕・二五一〉
きえ‐がて【消え難て】
[形動ナリ]消えにくいさま。「さくら散る花の所は春ながら雪ぞ降りつつ—にする」〈古今・春下〉
きえ‐ぎえ【消え消え】
[副]《古くは「きえきえ」とも》 1 今にも消えそうなさま。「音楽が—に聞こえてくる」 2 気を失いそうなさま。「はや先立ったか、はかなやと、—とこそなりにけれ」〈浄・大経師〉