くにかかす‐じんぐう【国懸神宮】
和歌山市秋月にある神社。旧官幣大社。祭神は日矛鏡(ひほこのかがみ)を神体とする国懸大神。境内に日前(ひのくま)神宮がある。
くに‐がら【国柄】
《古くは「くにから」とも》 1 国家の成り立ち。国の状態。「世界中の—と時代とに従て政統は一様なる可からず」〈福沢・文明論之概略〉 2 その国や地方に特有の持ち味。「お—が表れる」
くにかんり‐くうこう【国管理空港】
拠点空港のうち、国土交通大臣が設置・管理をする空港。東京国際空港、福岡空港などがある。
くに‐がえ【国替え】
1 平安時代、国司に任命された人がその国に赴任することを望まないで、他の国に任地を替えてもらったこと。 2 江戸時代、幕府が大名統制策として大名の領地を他に移し替えること。所替(ところがえ)。転...
くにが‐かいがん【国賀海岸】
島根県隠岐(おき)諸島島前(どうぜん)の北西部にある約13キロメートルの海岸。隠岐郡西ノ島町北西の外海に面した景勝地。高さ258メートルの海食による断崖摩天(まてん)崖を代表として、浸食岩の通天...
くに‐がた【国方】
1 地方。国もと。故郷。「我が—のあの時分の娘は、いまだ門にて竹馬に乗りあそびし」〈浮・一代女・一〉 2 国司の庁の役人。「昔より、此の所は—の者入部する事なし」〈平家・一〉
くに‐がまえ【国構え】
漢字の構えの一。「国」「団」「図」などの「囗」の称。
くに‐がろう【国家老】
江戸時代、大名の領国にいて、主君が参勤交代で江戸にいる間留守を預かった家老。→江戸家老
くに‐きょう【恭仁京】
京都府木津川市加茂町例幣(れいへい)にあった聖武天皇の都。天平12年(740)奈良からこの地に遷都。未完成のまま4年後に難波(なにわ)に移った。大養徳恭仁大宮(おおやまとくにのおおみや)。くにの...
くに‐きょうだん【国郷談】
その地方だけで使われている言葉。国言葉。方言。「他国の者には通ぜず、御—なり」〈おあむ物語〉