さいわい‐びと【幸ひ人】
幸せな人。幸運な人。特に、高貴な人の寵愛を受けている人。「世のことぐさにて、明石の尼君とぞ、—に言ひける」〈源・若菜下〉
さ・える【障える/支える】
[動ア下一][文]さ・ふ[ハ下二] 1 さまたげる。じゃまする。「恋は到底痴(おろか)なもの、少し—・えられると、直ぐ死にたき思いになる」〈左千夫・春の潮〉 2 (多く「気にさえる」の形で)気に...
さかい・する【境する】
[動サ変][文]さかひ・す[サ変]境界をつける。境目にする。「庭と庭とを—・するに背低き竹垣のみなれど」〈独歩・指輪の罰〉
さお‐ばかり【竿秤/棹秤】
秤の一。竿の一端にはかる物をのせる皿または引っかける鉤(かぎ)を垂らし、その近くにつけた下げ緒をつまみ上げて支点とし、竿が水平になるまで分銅の位置を動かして重さをはかる。
さお‐かけ【竿掛(け)/竿架(け)】
1 物干し竿などをかけておく道具。竿受け。 2 釣りで、置き竿のときに竿を受けるための道具。竿受け。
ざおう‐ごんげん【蔵王権現】
修験道における最高の礼拝対象で、金峰山寺(きんぷせんじ)蔵王堂の本尊。役(えん)の行者が金峰山で衆生救済のために祈請して感得したと伝える。像は右足を高く踏み上げ、右手に三鈷杵(さんこしょ)を振り...
サイド‐パート【side part】
分け目を中央より横にして髪を分けること。横分け。
サイトカイン【cytokine】
細胞から放出され、特定の細胞に働きかけるたんぱく質の総称。免疫・炎症反応などの生体防御機構に重要な役割を果たす。
さい‐がい【災害】
地震・台風などの自然現象や事故・火事・伝染病などによって受ける思わぬわざわい。また、それによる被害。「不慮の—」「—に見舞われる」
さいこう‐おんどけい【最高温度計】
測定時間中の最高温度を示す温度計。温度が下がっても最高温度を示しつづけるように水銀温度計の球部と管部の間を狭くしてある。体温計もその一種。