きっこう‐でん【乞巧奠】
陰暦7月7日の行事。女子が手芸・裁縫などの上達を祈ったもの。もと中国の行事で、日本でも奈良時代、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機女(たなばたつめ)の伝説や祓(はら)えの行事と結...
こ‐がいな【小腕】
1 小さい腕。また、か弱い腕。こうで。 2 腕の、ひじより先の部分。「小癪(こしゃくもの)めと、—取って引き出だす」〈浄・鑓の権三〉
かかれ‐ど【斯かれど】
[接]《「かくあれど」の音変化》こうではあるけれど。「船にも思ふことあれど、かひなし。—、この歌を独り言にしてやみぬ」〈土佐〉
うでのきさぶろう【腕の喜三郎】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。本名題「玆江戸小腕達引(ここがえどこうでのたてひき)」。河竹黙阿弥作。文久3年(1863)江戸市村座初演。江戸の侠客(きょうかく)腕の喜三郎の物語を脚色。
かかれ‐ば【斯かれば】
[接]《「かくあれば」の音変化》こうであるから。こういうわけだから。「昔、山にて見つけたる。—、心ばせも世の人に似ず侍り」〈竹取〉
きこう‐でん【乞巧奠】
⇒きっこうでん(乞巧奠)
かく‐まれ【斯くまれ】
[連語]《「かくもあれ」の音変化》(多く、「とまれかくまれ」の形で)こうであるにしても。「翁(おきな)、とまれ—申さむとて」〈竹取〉
こう‐りょう【香料】
1 食品や化粧品などに芳香をつける材料とするもの。 2 「香典(こうでん)」に同じ。
こだわり
1 こだわること。拘泥(こうでい)。「なんの—もなくつきあう」 2 (「こだわりをつける」の形で用いる)文句を言うこと。難癖。「宿所(うち)なら—を付けてやるんだけれども」〈二葉亭・浮雲〉 [補...
フォーン‐じ【フォーン寺】
《Chua Huong》ベトナム北部、ハータイ省にある仏教寺院群。首都ハノイの南西約65キロメートル、フォーンソン(香山)に位置する。点在する13の寺院で構成され、17世紀初めころから同国におけ...