せん‐るい【蘚類】
コケ植物の一群。湿った日陰などに群生する。茎・葉の分化がみられ、雌雄異株または同株。造卵器は茎の頂か枝の先につき、胞子体の若い蒴(さく)には蘚帽(せんぼう)がある。スギゴケ・ミズゴケ・ヒカリゴケ...
ぜっ‐たい【舌苔】
舌の粘膜の上面に生じるコケ状の付着物。
ぜに‐ごけ【銭苔/地銭】
1 ゼニゴケ科の苔(たい)類。湿地などに群生する。緑色の葉状体で幅約1センチ、長さ約5センチ。地をはい、二股状に分かれる。雌雄異株。傘状の生殖器が上に伸び、雄器托は円盤状、雌器托は手のひら状に裂...
そう‐たい【掃苔】
墓の苔(こけ)をきれいに取り去ること。転じて、墓参り。特に盂蘭盆前の墓参りをいう。《季 秋》「—の埃あげたる箒かな/麦南」
ぞうせい‐き【造精器/蔵精器】
シダ植物・コケ植物や藻類・菌類などの雄性の生殖器官。中に精子をつくる。→造卵器
ぞうらん‐き【造卵器/蔵卵器】
コケ植物・シダ植物や車軸藻類の有性世代にみられる雌性の生殖器官。ふつう多細胞からなり、とっくり形で、中に1個の卵細胞がある。
たい【苔】
[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]こけ 1 下等植物の名。コケ。「青苔・蘚苔(せんたい)」 2 コケ状のもの。「舌苔」 [難読]海苔(のり)
たい‐せん【苔蘚】
苔類と蘚類の総称。コケ類。蘚苔。
たい‐るい【苔類】
コケ植物の一群。湿った地上または樹皮に生え広がる。葉状体のものと茎状体のものとがあり、体の表面に胞子体をつくって繁殖する。ゼニゴケ・ジャゴケ・ウロコゴケなど。
たわい‐な・い【たわい無い】
[形][文]たわいな・し[ク]《「たあいない」とも》 1 正体がない。また、しまりがない。「—・く眠りこける」 2 しっかりした考えがない。また、幼くて思慮分別がない。「—・く冗談を交わす」「—...