こんごう‐ざくら【金剛桜】
ウワミズザクラの別名。
こんごう‐し【金剛子】
モクゲンジの木の実。黒色で堅く、丸くて六つの角がある。糸に通して数珠にする。「—の数珠の玉の装束したる」〈源・若紫〉
こんごう‐しゃ【混合車】
1 車両を二室以上に仕切って、等級の異なる乗客を乗せる客車。 2 鉄道で、貨車に客車を連結したもの。混合列車。
こんごう‐しゃ【金剛砂】
不純物の多い砂質のコランダム、または、ざくろ石を粉末にしたもの。研磨剤に用いる。金剛鑽(さん)。金剛錠。
こんごう‐しゅ【混合酒】
カクテルのこと。
こんごう‐しゅ【金剛手】
密教で、金剛杵(しょ)または金剛杖(じょう)を手に取って大日如来を守護する菩薩。また、その十九執金剛(しゅこんごう)のうち、主尊である金剛手秘密主をいう。金剛薩埵(さった)と同体。持金剛。金剛力士。
こんごう‐しょ【金剛杵】
古代インドの武器。のちに密教で、外道悪魔を破砕し煩悩(ぼんのう)を打ち破る象徴として用いる法具。真鍮(しんちゅう)・鋼(はがね)などで作り、中央の握りが細い。両端のとがった独鈷(とっこ)杵、両端...
こんごうしょう‐じ【金剛証寺】
三重県伊勢市朝熊(あさま)山にある臨済宗南禅寺派の別格本山。山号は勝峰山。開創は天長2年(825)、開山は空海。元中9年=明徳3年(1392)東岳文昱(ぶんいく)が中興、臨済宗となる。所蔵の朝熊...
こんごう‐しりょう【混合飼料】
⇒ティー‐エム‐アール(TMR)
こんごう‐しん【金剛心】
金剛のように堅固不動な菩薩(ぼさつ)の心。真宗では、他力回向(たりきえこう)の真実信心をいう。