さん‐ざ【参座】
1 会合に参列すること。「印度の政府にて裁判するに、—の者は土人を用いず」〈福沢・文明論之概略〉 2 年始の礼に行くこと。「夕つ方、御方々の—し給はむとて」〈源・初音〉
さん‐ざ【蚕座】
蚕(かいこ)を飼う場所。蚕箔(さんぱく)にむしろ・紙などを敷いたもの。こざ。
サンザ【sanza】
アフリカの体鳴楽器。細長い金属などの舌を箱状あるいは板状の共鳴体の上に並べて一端を固定し、中間に横棒を入れて先端を浮かせ、指ではじいて奏する。ムビラ。ンビラ。
さん‐ざ
[副]「さんざん」の略。「—待たされたあげく、断られた」
さん‐ざい【散在】
[名](スル)あちこちに散らばってあること。点在。「湖畔に—する別荘」
さん‐ざい【散剤】
粉末状の薬剤。こなぐすり。
さん‐ざい【散財】
[名](スル)不必要なことに金銭をつかうこと。また、いろいろなことで金銭を多く費やすこと。「訪問先に—をかける」「予定外に—してしまった」
さんざい‐いし【散在石】
盆石で、海面に仕立てて盤上に散らしておく石。茶褐色のものが用いられる。
さんざい‐しんけいけい【散在神経系】
神経細胞が体全体に散在し網目状に連絡している神経系。神経節や脳をもたない未分化の神経系で、腔腸動物のヒドラやイソギンチャクにみられる。→集中神経系
さんざい‐ぶくろ【散財袋】
宴席などで、祝儀を入れて与える紙袋。祝儀袋。